2000.8.29出発のエコツアー

 
今月のエコツアー希望者:リサさん
 暑い日が続いていますが、夏といえば毎年悩まされるのが虫刺されです。オフィスでも家でもダニの被害に遭ってしまうので、何とか対策を!と考えているのですが、市販されている煙や霧の殺虫剤は、かなり強い薬品だから自らの健康にも影響があるのでは・・・と心配です。かといって憎いダニの攻撃は何としても避けたいところ。
 何かいいダニ撃退法はないものでしょうか。


ツアー名『ダニとの上手な闘い方』


ツアーポイント
  1. M.Sibata's Home Page
    (http://www.enjoy.ne.jp/~shibata/index.html)
    1. 屋内に生息するダニについて
      (http://www.enjoy.ne.jp/~shibata/research/res-index.html)

  2. 生活環境研究所
    (http://www.sei-ken.co.jp/)
    1. アレルギー対策「ダニを知ってダニ退治」
      (http://www.sei-ken.co.jp/dani.htm)

  3. access-t
    (http://www1.sphere.ne.jp/access-t/)
    1. .LiFE JOURNEY
      (http://www1.sphere.ne.jp/access-t/lj/index.html)
    2. 第33号・ニキビダニ
      (http://www1.sphere.ne.jp/access-t/lj/data/033.html)

  4. 健康畳植田
    (http://www.kenkoutatami-ueda.co.jp/)
    1. アレルギーについて / 本来ダニは怖いものではない!薬品の使いすぎが怖い!
      (http://www.kenkoutatami-ueda.co.jp/p2.htm#2)
    2. 畳業務 / ヒノキマイクロカプセル・ヒノキ精油 畳に散布後、乾燥させます
      (http://www.kenkoutatami-ueda.co.jp/p4.htm#8)
    3. 畳業務 / 健康ヒノキ畳
      (http://www.kenkoutatami-ueda.co.jp/p4.htm#12)

  5. 漆喰の世界
    (http://shirokabe.co.jp/index.html)
    1. 漆喰の機能
      (http://shirokabe.co.jp/index2.html)

  6. Maison d'Heima
    (http://web3.incl.ne.jp/design/)
    1. 和紙の部屋
      (http://web3.incl.ne.jp/design/washi1.html)
    2. 和紙の吸湿効果
      (http://web3.incl.ne.jp/design/washi/kozo.html)

  7. 小島工務店
    (http://www.koumuten.co.jp/)
    1. 床下調湿炭
      (http://www.koumuten.co.jp/sumi/sumi.htm.htm)

  8. セナテック
    (http://www.nnet.ne.jp/ntown/senatec/index.html)
    1. 天然ヒバ油
      (http://www.nnet.ne.jp/ntown/senatec/kokiyu.html)

  9. 日本月桃株式会社
    (http://www.gettou.co.jp/)
    1. 月桃エキスで防虫抗菌
      (http://www.gettou.co.jp/botyu/index.htm)


【旅の道しるべ】

道しるべ1
アレルギーや皮膚病も。噛まれるだけじゃないダニの被害。

 闘うためにはまず敵を知ることから。ダニとひとくちにいっても種類によって生態はさまざまです。サイトA-1によれば、刺咬害をもたらすのはフトツメダニ。一方、コヒョウダニは死骸や糞がアレルギーの原因物質になると書いてあります。サイトB-1を読むと実は人の肌を噛むダニは全体のなかの一部で、噛まないダニが多いとのこと。
 そしてアレルギーの原因になるダニは生きているものより、むしろ死骸やフンなどだそうです。アレルギー以外にも肌に寄生して病気を起こしたり、噛まれるよりもっと困った被害をもたらすダニもいます。被害ごとに、それぞれに合った対策が必要そうです。


道しるべ2
気味わるがって完璧除去をめざすのも問題。

 嫌われ者のダニですが「とにかく全部除去すればよい」というのはあまりよい考えではなさそうです。例えば最近話題になったニキビダニ。ほとんどの人の顔の皮膚に寄生しているそうです。しかし極端に繁殖させたり、肌の健康にそもそもトラブルがない場合には、ほとんど害がないと言われています(サイトA-1サイトC-2)。
 ダニやダニのエサとなる皮膚の皮脂分を取り除こうとして過剰に洗顔しすぎると、皮膚を保護するために必要な皮脂分までも取り除くことになってしまいよくないようです。ダニがあまり増えてしまうのは問題ですが、完璧に除去しようなどと考えない方がいいのでしょう。


道しるべ3
アレルギーを悪化させる殺虫剤の危険性

 ダニ退治には殺虫剤を使おうとする人が多いでしょう。しかしリサさんが感じているように、殺虫剤を使うのはいろいろと問題が多いようです。例えば殺虫剤ではダニを殺すことができても死骸はその場に残り、それがアレルギーの原因となってしまいます(サイトB-1)。またサイトD-1で言っているように殺虫剤を使用したあとはダニの死骸と一緒に殺虫剤の成分である化学物質まで吸い込むことになり、ダニアレルギーの人は症状がひどくなる場合が多いようです。となれば、アレルギー症状が出ていない人の場合でも、殺虫剤はアレルギー発症の危険性も高めてしまうと考えたほうがよさそうです。

道しるべ4
ダニの繁殖しやすい現代の住環境と対策

 ダニはかならず身の回りにいます。最近のダニの問題は、ダニの繁殖に好都合な条件の住宅が増え、家の中にいるダニの数が大幅に増えてしまったことにあるようです。
 だとすればダニ対策は、ダニを徹底的に排除するというより、数を少なく保ち増やさないようにするのがよいでしょう。サイトB-1によればダニの生息条件は、住みか(カーペット、畳、ふとんなど)があること、エサ(ホコリ、フケ、アカ)があること、適温(20〜30℃)であること、湿度が高い(70%以上)ことの4つ。住みかとなる場所に掃除機をかけてダニを取り除くことはもちろん、除湿したり風通しをよくすること、ふとんなどであれば陽に当てて乾燥させること、などが対策の基本です。
 ちなみにサイトEF-1G-1にあるように、古い日本家屋に使われていた漆喰、和紙、炭といった素材は調湿性に優れ、家の中のダニを増やさない効果があるとのこと。日本の伝統的な家屋にはダニ対策が組み込まれていたんですね。


道しるべ5
天然の力を利用したダニ防御策

 ヒバやヒノキといった樹木、月桃という草には防ダニ効果があるようです。サイトH-1によれば青森ヒバのオガ屑から抽出される精油ヒバにはヒノキチオールという物質が含まれていて、これがダニに対して忌避作用をもつとのこと。まだサイトD-2D-3ではヒノキ精油のダニの繁殖抑制効果を利用したダニを防ぐ畳などが紹介されています。そして月桃というのは亜熱帯性しょうが科の植物で主に沖縄で栽培されている草。葉から抽出した月桃精油には防虫抗菌作用があるといい、サイトIの会社では乾燥した茎を原料としたダニに強い畳床や、スプレー剤を開発しています。
 殺虫剤などの合成化学物質を使わないダニ対策として、試してみるといいかもしれませんね。