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 今月の赤木さん

火星探検車、ローバーの仕事を見る


        ーズ・パスファインダーが火星着陸に成功しましたね。いやー、よかったよかったという感じです。

        近の宇宙活動のニュースといえばスペースシャトルやミールが中心で、宇宙には違いないけれど、300km上空を周回してシコシコ実験をやっていても素人は大して面白くないのです。僕は子どもの時アポロ11号の月面着陸を夜中に必死に見た年代だけど、あんなアカデミックなコーフンはちょっと得難いものでしょう。あの感激で自分の進路が変わった人も多いに違いないし、科学の振興にもたらした影響ははかり知れないと思います。

        の頃はアメリカも国力がすごく、米国民もフロンティアスピリットに燃えて夢に莫大な投資していたから、アメリカにはかなわないなあと子供心にも思ったものです。ところが、そのうち開発予算の大幅削減や、研究者・技術者の首切りが行われ、宇宙ステーションなどの国際共同計画は分担分も危ぶまれるほどで、アメリカも採算ベースでしか動かなくなったかと思っていたら、やってくれますね。アメリカはやっぱりエライ!
         でも、こうした未知への挑戦は世界全体にとって素晴らしいことだと思うので、1国のイベントでなく、ODAみたいに国連加盟国がGDPの何%かを出し合ってファンドを作り、みんなで応援するというのも楽しいでしょう。もちろん得られた知識や技術はみんなで共有すると言うことで...

        いうわけで今回は全面的に宇宙関連のサイトを探検しましょう。<Mars Pathfinder Welcome to Mars!>は今回の火星ミッションの公式のサイトです。日本にもNASDAのミラーサーバーがありますが、混雑しているからAmesのURLを紹介しました。このページには送られてきた画像や、ローバー(探検車)が今何をやっているか、火星の天気、これまでの科学成果などが載っています。
         VRML(バーチャルリアリティ)が見れる環境ならば、SGI社のサーバーに<火星のパノラマ>が載っているので見てみて下さい。ただし、いずれもファイルが大きいので自宅のPPPでは結構つらいものがあります。
         一方<HST Greatest Hits 1990-1995 Gallery>はハッブル宇宙望遠鏡の選りすぐりの画像が見れるサイトです(名前もおかしい)。なんと宇宙は人間の想像を超えていることか! 画像的にもかっこいいので何枚かつないで壁紙かスクリーンセーバーに取り込むのもいいかも。
         <HST Public Images by Subject>の方には項目(惑星、星雲、球状星団、クエーサーなど)毎に画像が分かれていて天文に興味のある人にはこたえられません。百数十億光年先の深宇宙の銀河団なんか全く感動ものです。本当にピンぼけが直ってよかったです。

        ょっと古いけどボイジャー君も忘れちゃいけません。今は電波も途絶え、太陽系の外を永久に航海しているはずですが、惑星の重力を利用して方向を変えたり土星の輪をくぐったりしたすごい奴です。<Voyager Project Information>は1号2号の成果をまとめたもので画像もたくさんあるので見てみましょう。 さて、日本で最前線の画を提供しているところを探しました。宇宙科学研究所の<衛星はるかのページ>があります。これは地上の電波望遠鏡と組み合わせてVLBI(大仕掛けの干渉計)をつくり分解能を格段に稼ごうというもので、最新の画像が入れてあります。
         国立天文台の<野辺山45m電波望遠鏡の画像>もありますが、NASAやJPLの充実ぶりを見ると日本のサイトはちょっと影が薄い感じがします。インターネットという媒体ができたのだし 国民の理解があってはじめて予算がつくのだから、日本の研究機関も見習ってバンバン公開してほしいところですね。