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 今月の赤木さん

ボランティア活動の場を探す


        神淡路大震災や原油流出事故など、大規模な災害や事故が発生した際に、困難な状況の中でボランティアの人たちの活躍が話題になりました。また東京湾の原油流出の時にはすぐにボランティア志望の問い合わせ電話が殺到したそうで、ようやく日本でもボランティア活動が身近なものになりつつあるようですね。

        はいえ普通の人で実際にボランティア活動に携わったことのある人はまだまだ少ないのが実状のようです。身近に活動をやっている人がいる場合は別にして、どんな種類があるのか、どこに行けばいいのか、実際の仕事の内容は、果たして自分にできるのか、拘束時間はどのくらいかなどわからないことばかりです。心の隅に「機会があれば一度やってみたいなあ。」という気持ちがあっても、たいていの場合はそれきりになってしまうでしょう。けれど向こうから来る機会を待っていても、それは永久に来ないかもしれません。

        月にマザーテレサが亡くなられて(ご冥福をお祈りします)、TVでも追悼の記録映画を放映していました。そのフィルムを見て、マザーをはじめ世界各地で活動を行っているシスターや周囲の人たちの快活で満ち足りた表情がとても印象的でした“こんなに幸せそうな人を見たことがない”という風にさえ見えたのです。きっと修道者の苦行としてこなしているのではなく、活動の中に共感と喜びを見いだしているからあんな表情になるのでしょう。

        自身少ないボランティア経験を通して考えても、自分ができることと相手から貰うことの収支は、比較にならないほど貰うものが大きい事を体感します。社会人にとって休日はたしかに貴重ですが、自分に合って無理のない活動を行えるならそれは最高の心の休日になるんじゃないでしょうか。もちろんボランティアは自分なりに技を磨き、責任を持って仕事をすべきですが、そこで金銭のためでない活動の楽しさや、活動を通して素晴らしい人的交流を体験できるかも知れません。

        このボランティア団体でも一定の質と量の仕事をこなすための、コンスタントなボランティアの確保に一番頭を悩ませているようです。学生が大きく貢献してくれるような場合もありますが流動的なため、やはり地元の人たちの継続的な参加が理想的なのかもしれません。

        ンターネットにはボランティアに関する情報がたくさん載っていて、いろんな団体の活動の要旨や概要をブラウズできるので、自分に向いた活動を探すためにも好都合です。ただ個別に様々なサイトが散在していて目的のサイトを探すのが大変なので最初はリンク集のようなもので探すのが賢明だと思います。

         <ンターネット×ボランティア>は個人運営のサイトですが各分野(障害者、在日外国人、高齢者、医療、環境、災害等)ごとのリンクに加え、それぞれの掲示板的なページもあって実際の活動に密着している感じがします。
         <NHKボランティアネット>はボランティアの内容、地域(都道府県・海外)などによって検索する機能がついています。国内だけでなく海外での協力活動なども多く含まれています。もしこれらから地元周辺の情報が見つからない場合は都道府県のページから社会福祉協議会などに飛べるかも知れません。

        環境問題に特に興味のある人は<日本ナショナルトラスト>や<WWF JAPAN>などがありますが、募金だけでなく環境保護などのボランティア活動の参加もできるようです。
         また、恵まれない子どもを援助する<日本フォスター・プラン協会>や<SOS-Kinderdorf International>のようなものもあります。双方とも全世界で活躍し実績のあるNGOで国連の認証も受けています。あなたも自分に合った活動の場を探してみるのはいかがでしょうか。