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 今月の赤木さん

冬の野山を歩こう!


        歩きというと確かに緑の濃い季節は瑞々しくて素敵ですが、葉が落ち空気がシャキッとした季節に訪れると、野山はまた別の表情を見せてくれます。冬に野山を歩くのは少数派だけど自然にオフシーズンはないし、四季を通して訪れればより多くの事を知ることができます。冬のハイキングのよし悪しをいくつか掲げてみると、

        <いいところ>
        • 人が少なくて静か。小さい音が聞こえる。
        • 木の葉が落ちているのでバードウオッチングがしやすい。
        • 雪があれば動物の足跡などを観察できる。
        • 低山でも落葉樹林なら見通しがよい。
        • 雪山は天気が良ければ最高に美しい。

        <よくないところ>
        • 現地へのアクセスが不便になることが多い。
        • 花や野草などの楽しみは減る。
        • 山小屋は閉まるところが多い。

        のシーズンに歩き慣れている日帰りコースで、雪のほとんどない山域なら安心して行けると思います。晴れれば低山は夏の猛暑よりはるかに楽で快適です。持ち物も特殊なものは不要ですが、冬場に冷たい弁当に水筒の水というのは悲しいので食事の際は携帯コンロで簡単な食事を作り身も心も暖まりましょう。
         テルモス(魔法瓶)に甘い紅茶なんか入れておくと行動中に元気が出ます。ちょっぴり条件がきつい山に行く場合、休憩の時はすぐに体が冷えるので小さいウレタンマット(座る)やツェルトなどのシート(被る)を持っていると悪天の時なんかもラクチンです。

        元近くのハイキングコースを紹介してくれる個人サイトを見てみましょう。<奥多摩ハイキング>、<山太山頂収集帳>は関東と関西中心のハイキング情報紹介ページですが、普段からよく通っている人からの情報は重宝します。こういう風に思い入れた山に四季を通して通うというのは、見習いたいところです。

        の多いところもいいですね。私はゲレンデスキーが主ですが、クロスカントリースキーも面白そうです。欧米ではかなり盛んだと聞きますが、<CrossCountry Ski World>を見ると競技人口の多さがわかります。ここにはワックスや用具の詳しい紹介もあります。日本では整備されたクロカンコースは多くないようなので、自分勝手に雪の野山を歩き回りたい場合はより幅広でシールの付く山スキーの方が正解かも知れません。
         <山スキーであいましょう!!>は同好者の作ったページで山スキー全般の紹介や、道具あれこれ、ルート紹介、レポートなどがあります。

        は以前山登り目的でスキーを使うこともありましたが、アプローチの細くて急な登山道は枝に引っかかったりかえってスキーが邪魔なことも多いし、地形のややこしいところの散歩ならかんじきの方が楽かもしれません。
         最近はスノーシューなるものが突然流行りだしているみたいです。縦長のかんじきで、もとはイヌイットの人たちの愛用していたものを今風に改良して格段に使い勝手が向上したそうです。かかとが上がるし、言って見れば“スラップかんじき”ってとこかな。とりあえず特別な訓練も不要で気楽に雪の世界に踏み入っていけるのがウリだそうです。<TUBB*S SNOWSHOE>はアメリカのメーカーのページで、サイト紹介、構造や使い方、選び方、FAQ、商品の説明などのっています。日本でも大きな登山用品店ならたいてい購入可能みたいです。

        とたわむれる場合、ひどい豪雪地帯は自然を楽しむというより全面的にラッセルをしているという感が強いし天気も悪いことが多いため、脊梁山脈の東側山麓なんかがいいと思います。春は近くまで来ていますが山は厳冬に逆もどりする事もあるので十分注意しましょう。