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 今月の古島清美さん

好きなものをとことん!


        る時、高名な昆虫博士か誰かがこんなことを言ってました。何かの新聞記事で読んだのかなぁ、すごく印象に残ってるんです、今でも。「僕は子供の頃からとにかく虫が大好きで、周囲が気味悪がるくらいに虫を追っかけてました。勉強や普通、子供がやるような遊びにはあまり興味がなく、とにかく虫を追っかけて来ました。そんな僕を認めてくれる人は少なかったけど、あるとき校長先生がこうおっしゃったのです。『好きなものはず〜っと続けていきなさい。いつかきっと君の身を助ける時がくるだろう』って。事実、その通りになりました。」
         好きなものを追いかけて、とことんまで究める。考えるほど簡単ではないような気がします。どこかでわき道にそれたくなったり、「こんなこと続けてても無駄なんじゃないか?」って疑問に思ってしまったり。第一、とことんまで究めるパワーが自分の中にあるのかな、とちょっと弱気になったりもする。

        う、自分の身を助けるというか、自分の夢を実現するとこまで好きなものを究めてしまった人と、まだまだこれから道のりがある人と。いろんな人がいるけど彼等に共通してるのは「輝いてる」ってところかな、ちょっとクサい言い方だけど。損しても周り道をしても、いくらお金がかかっても、きっと「好きなことをしてる」っていう充実感にはかえられないんだろうなぁって思います。
         じゃぁ、私は何!?私が好きで続けているものって.......ないじゃんっ!!
         これってかなりヤバいんじゃないか!?と思い始めたのは、実は最近なんです。焦っても取り繕っても間に合わないけど、スポーツも資格も趣味も人に胸張って紹介できるほど究めてるものってない。ホント、情けなくなっちゃうけど、そこは楽天的な私。今日からちょびっと志を高く持って、趣味と実用を兼ねた好きなことを見つけて続けていこって思ったのでした。私のささやかな趣味。比較的ずっと続けてやっている好きなこと。私って好奇心が旺盛なだけに、いろーんなとこに興味が飛び火して収集つかなくなってるけど、頭に浮かんだだけ書き出してみよう。

        外旅行、旅行先でのスケッチ、気楽にアート鑑賞、身近な人をイラスト化すること、新聞記事やフライヤーのクリッピング、ポストカード集め、手作りはがきで手紙をだすこと、そしてインターネット。あやや!?こうして書き出してみると、一生の職業や生きる道とはいえないまでも、これって結構自分の身を助けてくれてるかもと思うものがかなりありました。友達関係の広がりを作り、人と人との潤滑油になり、何よりも毎日の自分の生活を楽しくしてくれるものばかり。うん、好きなものは何となくでもいいから続けていこう!そんな素敵に好きなものをとことんやってる人をインターネットで探してみたよ。今回はかなり自分の趣向に左右されてます(笑)。
         まずは<冒険小僧のホームページ>の冒険小僧さん。彼(か彼女かは読んでのお楽しみ)はすごいですよ〜〜〜。究めてる、究めてる。ここまで”冒険”にこだわって世界中を飛び回ってる人、ネット上でも出会ったことありませんもん。このページで冒険してるうちに、元気や勇気をもらい、まずは第一歩から冒険してみようという気分にさせられますよ。
         冒険好き、探検好きの人達の永遠の憧れ、それはエジプト。<エジプト探検隊>ではエジプト探検に必要な知識、知恵を提供してくれてます。好きなものを究めきった暁には最大の憧れであるエジプトに飛び込んで、とことんまで冒険を堪能してみよう。ページの内容自体もとにかく究められているから、一見の価値ありです。
         好きなことがあるっていいな、続けるって価値のあることだなと改めて実感させてくれるのが<絵手紙><ポストカードの旅>、それから<僕のとなりの国にいるちがう顔の人たち>
         <絵手紙>は仲むつまじい”むっちゃん””こうちゃん”ご夫妻が書き溜めた絵手紙を惜しみなく鑑賞させてくれるページ。花の美しさや草の力強さを楽しみながら、しかも根気強く続けてこられた絵手紙の数々は本当に素晴しくって、いつまでも見ていたいなぁ。
         <ポストカードの旅>は旅先で手に入れたおしゃれで可愛いポストカードを、旅の思い出とともに紹介。ヨーロッパとメキシコ編がありますが、とにかくシンプルなページ作りに共感。ページをごちゃごちゃとさせずに好きなものだけをスパッと紹介することのよさを教えられたりもして。きっとこの作者の生き方もさらっとしててシンプルなんだろうな。
         <僕のとなりの国にいるちがう顔の人たち>は、とにかくスケッチ、スケッチ、スケッチ!!旅先でのスケッチの数々が収められてます。不思議なことに、旅行記であると同時に作品集ともなっている。建築家でもある作者・鈴木喜一氏は、おそらく淡々と続けてこられたのだろうけど、その結果をこんな風に並べてみると、誰にも真似できないホームページになるほどの凄さが伝わってきます。

        続けることってハンパじゃなくすごい。そんな生き方に憧れるだけじゃなく、自分も続けてみたいと思うようなホームページを紹介してみました。