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 今月の古島清美さん

コレクション=自分だけの宝物


        は南国の海が好きなんだっ!」「私、コンテンポラリー・アートが好き!」とにかく何でもいいんです。旅や美術に関わる時、何かしらのこだわりを持って臨むと、すごーくHAPPYなことが待ちうけています。一体、何でしょう?
         それは何ものにも変えられない、自分だけの宝物が残るということ。そんな宝物をゲットした人がうようよしてるのがネットの特徴であり、そして彼等がその宝物を惜しげもなく不特定多数の人のために提供、公開しあって成り立ってるのがインターネットの世界なのです。

        きなものにこだわって、旅や美術に関わっていった末に残る宝物。
         それは何かといえば、感激と興奮の入り交じった膨大な「情報」や「体験」です。それもただ何となく、という内容ではなくて、あくまでも「好きなもの」に限定された密度の濃〜いものなので、同じ趣向を好む人にとってはたまらなく価値のある情報や体験に映るんだね、これが。
         それらが少しずつ蓄積され続け、やがてどうなるか。それらは『コレクション』という形で残るのです。辞典、書籍、貯蔵庫、図書館、博物館、美術館などなど、コレクションを土台にしてこれまで様々な利用価値のあるものや施設が登場してきたけれど。最も気軽に踏み込めて、最も熱く興奮できて、共感しながら利用できるとなると、実はこの中にはないのかもしれないなぁと思うのです。
         何年に一度のコレクション展っていうと、全くどこから来たんだっちゅうくらい人が押し寄せるでしょ?それって普段目にできないから押し寄せちゃうんだよね。
         ある一部の人達で「うふふ」って楽しみあって、秘密めいたことできるのがコレクターにとっては魅力なのだろうけど、コレクションされたものはできるだけ多くの人の目に触れて、実際に利用・活用されたり、楽しい嬉しい気持ちにさせてあげることに使ってこそ一層価値がでると思うんだけどなぁ。

        あ、インターネットを覗いてみよう。コレクションするものって身近にうじゃうじゃしてて、集めるのって意外と簡単ってネットの住民が教えてくれます。 そんでもって、集めたものは惜しげもなく公開してこそ人様のお役に立つんだって。
         「物」に限定されないで、「情報」や「体験」もストックしていけば、みんなが利用したくなる価値のある立派なコレクションになるんだってことを実感させてくれたのは実はインターネットだった。インターネットを語る時、その膨大な情報量がいつも話題になるけれど、その情報の大部分て実は普通の人たちが集めた大小様々なコレクションなんですよね。とにかく好きで続けていることだから、彼等の発信している内容には変な迷いがありません。

         労を惜しまず足で歩いて、経験を積んで集めた確かなコレクションなのです。
         実用価値のある情報を得たり、誰かの宝物をちょっと見られて嬉しくて得した気持ちにさせてもらったり。こちらがお世話になったというのに、お礼のメールを出すと必ずこういうお返事が帰ってきます。
         「自分の好きで始めたことが、人のためになるなんてとても嬉しい。」
         そう、これからコレクションを披露したり、活発に利用されていく場所はインターネットなんだ!!!

        分の琴線に触れたものにまず手をつけてみよう、先駆者をお手本にして。
         週末に近郊へ出かけるのが好きな人には、こんなページ。『週末旅行クラブ』は、伊豆や箱根といったお気軽温泉エリアから、電車や車でちょこっと行ける近場のいいところについての確かな情報が満載です。もう次の週末のデートは恐いもんなしだよ!
         『SPA-Collection』は、名前の通り温泉ネタのコレクション。アトピー温泉療法や宿の情報なんかは本当に利用する価値があります。
         『切符コレクション』は、旅の記念のこんな楽しい残し方もあるんだなって教えてくれる。旅した場所の周遊券やチケットをとっておいても、それを披露したり誰かのお役に立てるってことは今まであんまりなかったよね。でも、ネットを利用すれば誰かの目を楽しませることもできるし、自分も嬉しい。何よりも丹念に集められた切符たちが喜ぶと思うんだな。大丈夫、この広い世の中同じ趣味の人は必ずいます。
         あらゆる美術に触れてみたいという人は『ART PAGE』へ。絵画、彫刻、デザイン、書なんてのはもちろん、現代美術や一見マイナーな分野の展覧会まできちっと情報収集され、紹介されています。リンク集の充実などその情報量もさることながら、美術に対しての平等な視点を感じさせる清々しいページです。
         『Sometimes Good』は、目を楽しませるページ。作者が集めたアンティーク時計の数々をドドーッンと紹介しています。別に時計好きでない人も、アンティークのもつ”ならでは”の味わいと、美しいフォルムや輝きを眺めるだけでもきっと幸せな気持ちになりますよ。気にいれば、もしかして売ってくれちゃったりもするらしい。
         目の保養ついでに、『マイセニア』も西洋アンティーク好きにはたまらない。マイセン磁器、ラリック、ペルシア絨毯など、普通私くらいの小娘が立ち入れないようなアンティークショップに陳列してあるものが、実物でないとはいえ見れちゃうんだから!画像も豊富で、良心的です。このページを作った人もこう言ってます。「これらの美しい作品をご覧になって、多少なりとも西洋アンティークに興味をもっていただければと思います。」そうだよ、購入目的で鑑賞するばかりじゃないもんね。うーん、この心意気が嬉しいですね。
         「Tokyo Underground Market」というページ内にある『Digital Soho』は、サイバースペースや現実の世界で活躍するアーティストとクリエイティブなスペースにリンクするページ。グラフィック、フォトグラフ、音楽、演劇、ダンス、映像....。圧倒されまくりますが、パワーをもらえます。バラバラなジャンルのように思えても、何となく作者の琴線に触れた人達にリンクしてるところが人脈コレクションって感じでよいです。

        敵なコレクションに出会えたら、次はあなたの番。好きなもの、こだわって集めてみましょうか。