橋本大也

来月はWindows98熱狂の米国をインターネットビデオ中継すべく渡米チケットを予約しちゃいました。6月だからまだ安くてラッキー。日本の発売はその1ヶ月後の7月になります。盛り上がっているのかどうか、今一つピンとこないWindows98ですが、米国でも95フィーバーの秋葉原みたいに店頭にぞろぞろ並ぶんでしょうか。そこらへん取材してきます。今は当日ビルゲイツの登場する場所を調べてるんですが、どこにいるんだろう。なんとしても彼の映像をGETしたいものであります。う、パスポート丁度切れてる。更新行かなきゃ...。

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◆◆今月の橋本さん〜エージェントサービスって知ってますか?◆◆

ンピュータ業界では、「OS戦争もWindows勝利に終わり、ブラウザ戦争もどうやら一段落しそう、次はエージェントサービスが焦点だね」などという言葉が聞かれます。どこでそんなことを言ってるやつがいるのかというと、少なくとも私がそう思っています(汗)。
 「エージェント」という言葉を日本語に訳すと「代理人」ということ。利用者に代わって面倒なことをやってくれる、ありがたいサービスがエージェントサービスです。きれいに文書を作成したり表計算したりと、そもそもコンピュータそのものが、何らかのエージェントの役割を果たしているのは確かです。ではインターネットのエージェントとは何をしてくれるものなのでしょうか。
 今まで登場しているインターネットのエージェントサービスでは、インターネット上の膨大な情報の海から、利用者にとって必要な情報を抜き出してくる、「フィルタリング・エージェント」が有望視されています。

えばガーラ株式会社の<E-Clips>というサービスがあります。気になるキーワードを指定すると、エージェントロボットが有名なニュースWebサイトを毎日私に代わってチェックして、毎日レポートを電子メールで提出してくれるのです。
 例えば私は「マーケティング」というキーワードで登録していますから、E-Clipのロボット君はコンピュータニュースのZDNET日本版のサイトから以下の記事の抜粋を電子メールで送ってくれました。 ----------------------------------------------------------------------
http://www.zdnet.co.jp/news/9805/11/search.html
内容:らない。だが'98年の段階で各社は,淘汰の後も生き残ろうと,ブランドを確立するのに必死になっている。この戦いにおいては,【マーケティング】上の先見の明とブランド力が勝負を左右する」 ブランドの普及のため
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 毎日たくさんのニュースをチェックするのは大変ですから、キーワード指定するだけで、記事クリッピングをしてくれるのは便利でご機嫌なサービスです。

に、私の会社のサービスで申し訳ないんですけども、ファーストニューズプレミアムというのもエージェント機能を持つメールサービスです。ファーストニューズは4万7千人の読者を持つホームページ新着情報メールですが、ここには毎週数百のホームページ情報が作者さんから寄せられます。毎週これらの中から100程度のページを紹介するのですが、さすがに100も見てられないよ、と私でさえ思っちゃいます。
 そこで、うちの社長の波木井さんらが考えたのが<ファーストニューズプレミアム>です。まず第一回目のメールには適当なおすすめページが幾つか掲載されていますのでそれに評価点数をつけてください。次週からはその評価にしたがってオススメページが紹介されます。これはあなたと同じような趣味の人がつけた評価のデータベースをチェックして、きっとあなたも気に入るようなページを紹介するというもの。一般的には「コラボレイティブフィルタリング」と呼ばれる手法です。

のコラボレイティブフィルタリングをインターネットに応用して成功したのが米国<Firefly社>です。Fireflyでは、まず自分のプロフィールを登録します。そして同じような好みの人を見つけ出します。AさんとBさんの好みが似ていてAさんがXという映画が好きだったらBさんにもXという映画をおすすめとして紹介してあげるわけです。この仕組みは爆発的な人気を呼び、結局、先日Microsoftに買収されちゃいました。あらら。
 Fireflyははじめはこのサービスをチャットに使っていました。同じような趣味の人を自動的に同じチャットルームに移動させたのです。会話をしていれば必ず共通点がある人たちなわけで、自然と会話が盛り上がるというわけです。

国のニュースのフィルタリングサービスもあります。私は日常的に英語のニュースを読まざるを得ないのですが、大量の英文ニュースのなかから読むべきニュースをみつけるのは大変です。こういう英語に不慣れな外国人にも、少数のおすすめを教えてくれるサービスはありがたい存在です。<Wisewire>がそういうサービスのひとつです。
 まず登録してあなたのページを作ります。次に幾つかニュースを読みましょう。読んだニュースに10段階の評価をつけます。これを繰り返せば繰り返すほど、あなたが面白いと思うタイプのニュースがおすすめとして出てくる仕掛けです。

ージェントサービスはOSの違いにこだわらずどこでもプログラムが動くJava言語の登場によって活性化しようとしています。インターネットにはUNIX、Windows、MACなどいろいろな種類のコンピュータがつながっています。今までのエージェントサービスは中央のサーバに他のサーバのホームページやニュース情報を集めてくるだけでしたが、今研究が盛んなのがモバイルエージェントと呼ばれる新しいタイプです。
 Java言語で書かれたエージェントならOSの違いを気にせず、インターネットにつながれたサーバを歩き回って情報を集める事ができそうだというのです。日本でも、東芝研究開発センターの<Plangent>や、IBMの<Aglet>など、研究段階での成果が発表されています。未来のインターネットサービスをちょっとアカデミックにのぞくのも面白いものです。
 IBMのAgletに関しては既に旅行情報のエージェントサービス<旅CAN>として実用化されています。どんな感じか試してみてください。

今回アクセスしたページ


E-Clip
(http://www.clip.ne.jp/)
ファーストニューズプレミアム
(http://www.firstnews.com/premium/)
Firefly社
(http://www.firefly.com/)
WiseWire
(http://www.wisewire.com/)
Plangent(東芝)
(http://www2.toshiba.co.jp/plangent/index_j.htm)
Aglet(IBM)
(http://www.trl.ibm.co.jp/aglets/index-j.html)
旅CAN
(http://www.tabican.ne.jp/index.html)


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