橋本大也

 米国行きの荷造りをしながら原稿を書いております。昨年11月以来の米国。大好きなハンバーガーやタコス、そしてピザが毎日食べられるかと思うと今からウキウキしてしまいます、なんてことを言っては周りから変人扱いされている今日この頃です。でも、旅行気分には浸れないようで、仕事が追ってきます。開発の仕事を移動しながらノートパソコンで仕上げねばならないはめになりそうです。でも、それって無茶なんじゃ?>自分。嗚呼。

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◆◆今月の橋本さん〜インターネットで報告する人々◆◆

界人口はとっくに50億人を超えてしまっているそうなんですが、地球上には50億種類の人生がさまざまに展開していっているということでもあるんですよね。インターネットの面白さは、ビットのネットワークを通じて、この50億種類の人生を垣間見れるってことでもあります。いやはや、実にいろんなことやってはインターネットで報告する人がみつかりました。

<Ultimate Taxi -The Greatest Show On Wheels->
 世界的知名度を持つタクシーの運転手さんがいます。彼はタクシーから24時間インターネット中継をしているちょっと変わった運転手さんです。
 Ultimate Taxiは世界で一番有名な、インターネットに無線接続されたタクシーのサイトです。コロラド州アスペンのタクシー運転手Jon Barnes氏は自分の仕事道具の車に500KBPSの無線ネットワーク接続されたWebサーバを乗っけて走らせているのです。
 世界で一番有名を強調するくらいですから、どのくらい有名かというと、テレビだけで40回以上、ラジオ、雑誌・新聞・書籍にいたってはもう数えるのが疲れてしまうほど。
 車内は豪華に改造されていて、9つのレーザーと2つのストロボ、照明器具やミラーボール、スピーカーにデジタルドラムやキーボードなど音楽スタジオ機能があるそうです。
 もちろん、ノートパソコンやプリンタやデジタルカメラも。車内の写真、ありますからぜひ見てみましょう。外観は普通のタクシーですが内装は豪華絢爛、トラック野郎真っ青のド派手なインテリア。
 TaxiCamというコーナーでは今乗車しているお客さんや少し前のお客さんの顔が見れます。「乗車された有名人」を見ると過去に乗車した有名人がずらっと並びます。ケビン・コスナー、クリント・イーストウッド、リンゴ・スター、マイケル・ダグラス、ボブ・ドール、などなど日本でも有名な人たちの名前が行列です。
 本当にこれは走行中のタクシーにアクセスしているの?とかどうやったら乗れるの?といった質問と回答があります。メールか電話で要請すれば、6名まで100ドルで乗せてもらえて、30分間の車内ショーを楽しめるとのこと。サーバはもちろん、本当に車の中にあるらしいです。そう、あなたは走行中のタクシーに無線でアクセスしているのです。驚き。

<ランニングマンのホームページ>(英語)
<ランニングマンの最新情報>(日本語)
 そういえばランニングマンもいます。
 以下はこの人に関するグリーンピースが出したプレスリリースの引用です。

> 英国人ロバート・ガーサイド、通称ランニングマンがこのたび
> 来日いたしました。
> ランニングマンは1996年12月ロンドンの中心部ピカデリーサーカスを
> 出発し、この約1年5ケ月でヨーロッパ大陸、アジア大陸を走り続けて
> きました。日本では、5月18日(月)午前9時稚内ノシャップ岬を出発し、
> 約4週間かけて鹿児島の佐多岬まで約2,671kmを走る予定です。
> 「前人未到の世界一周走破」と書いたランニングスーツを着て、
> 55,000kmという世界初の最長距離走者としての記録を目指しています。
> > ランニングマンは、ボランティアとしてグリーンピースへの賛同を
> 訴えながら走ることを決意し、イギリス、フランス、スイス、ドイツ、
> オーストリア、スロヴァキア、ポーランド、ベラルーシ、ロシア、
> カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、アフガニスタン、
> パキスタン、インド、ネパール、チベット、中国までの
> 約16,000kmを走りました。
> 日本縦断後は、当初の目的通り、オーストラリア大陸、アメリカ大陸、
> アフリカ大陸の三大陸を走り、2000年までにロンドンに戻る予定です。
お!っという感じですね。上記の日本サイトには毎日のランニングマンの報告が日本語で読めます。走れ、ランニングマン!

<THE 100ハイ WALKER>
 そういえば、面識のある後輩にもランニングマンひとりいました。早稲田大学にはなんの目的もなく100キロを2日ほぼ徹夜で集団で歩くというイベントがあります。彼はこの「100キロハイク」に出場登録し、デジタルツールを駆使してリアルタイムインターネットに中継する企画を行い、学内でヒーローになりました。でも、彼は走ってないからランニングマンじゃなくってウォークマンか...。

<KandaNewsNetwork>
 そして、「インターネットで報告する人々」といえば、この記事執筆段階で盛り上がりまくって暴動まで起きているサッカーワールドカップに潜り込み、インターネットでビデオ放送している人間放送局な方がいらっしゃいます。確か、このコラムでも以前紹介させて頂きましたKandaNewsNetworkこと神田敏晶さんです。世界で一番小さなデジタル放送局と呼ばれています。
 デジタルカメラを持った日本人がワールドカップを見に行ってホームページ作ってるだけと言えば、そうとも言えますが、どうもやはりこの神田さん、ただものじゃないのです。この時期、大手報道でも難しい<日本代表 森島選手とガッチリ握手!>の独占写真を撮影してしまったり、フランスの有名新聞社ル・モンド紙にKandaNewsNetworkのフランス取材に関する<特集ページ>ができてしまったり、日刊京都経済新聞社のトップページにリンクが登場したり。
 しかもレポートはこの執筆段階で7日めに入りましたが、この7日間がドラマティックでした。フランスのマクドナルドで倒れている日本人を助けたら、その隙にパスポート、国際免許、旅券他貴重品すべてを盗難に会い、警察に発行してもらった調書を免許代わりに、150キロで飛ばして第一戦めのトゥールーズ入り、40万に高騰したチケットをあのてこの手で入手してスタジアムに入り、対アルゼンチンはカメラに収めたものの、パソコンの電源アダプタを紛失、車は致命的故障でストップ。パリにも戻れない...(ストーリーはまだまだ続くのですが割愛)。
 こんなドラマがリアルタイムにインターネットで報告されます。盗難発生をオンラインで聞きつけ、KNNの掲示板上で数時間後には世界中から支援の輪が広がり、幾多の困難を解決していくあたり、小説よりもエキサイティングです。

て、実はこの神田さんと私、明後日にニューヨークで待ち合わせをしております。この原稿は大急ぎの荷物作りしながら書いておりまして(計画性がない私は今月も原稿が遅れてしまい、編集者さまには頭があがりません。)、提出したら私は飛行機に乗らねばなりません。米国インターネットベンチャー企業を取材してインターネット上で放送する予定なんです。さあ、私も「インターネットで報告する人々」の仲間入りしなきゃ。私の報告場所は<Expo Caster>です。

て、あなたもインターネットで何か報告し忘れていませんか?

今回アクセスしたページ


Ultimate Taxi -The Greatest Show On Wheels-
(http://www.ultimatetaxi.com/)
ランニングマンのホームページ
(http://www.therunningman.com/)
グリーンピース・ジャパン
(http://www.nets.or.jp/GREENPEACE/)
早稲田ウォーカー
(http://www.waseda-links.com/walker/index.htm)
KandaNewsNetwork
(http://www.knn.com/)
ル・モンド
(http://www.lemonde.fr/)
Gabby
(http://www.gabby.net/core/home.html)


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