橋本大也

もうすぐ私も主催者側に加わっている関東ウェブマスタオフが開催されるのですごく楽しみです。私もスピーカーの一人を仰せつかったのですが、参加人数が300人を突破してしまい、今から怖じけづいています。発行しているニュースは24000人を超えているので、文章では大勢の前で話せるのに面と向かうとなると怖い感じ。がんばろっと。

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◆◆今月の橋本さん〜ちょっと健全なハッカーサイトたち◆◆

国スタンフォード大学近辺の本屋さんでぶらついていると、1冊の小さなブックレットを見つけちゃいました。ちょうどシステム手帳のサイズで60ページくらいの小冊子なのですが、表紙には赤い文字で「2600」と書いてあります。

 「ひょっとしてこれは...あの2600!?」

ンとくる私もどうかしていると思いつつも、有名なハッカー雑誌を手にとって早速レジへ持っていきました。そう、これは結構知名度高いハッカーの情報誌なんです。
 他人のパソコンやネットワークを破壊する悪意のハッカー(クラッカー)というのは大嫌いなんですけれども、例えば両者の合意の上でお互いのパソコンに知恵を駆使して侵入しあう学生のお遊びの世界なら私、大好きです。

 「男なら自分が下手だと認めたくないことがふたつある、ベッドの上と車の上の技術である。」なんて名言を誰かが言ったらしいんですが、これに「ネットワークの上」というのを加えたい人々が世の中にはいるようで、それがハッカーであると思います。悪意を持ったハッカーはクラッカーと呼ばれる(私のうろ覚え辞書)らしいですけど。ハッカーはいわばデジタル時代のダンディズムなのかもしれません。

て、この2600ですがWebサイトがあります。
 <2600 -The Hacker Quarterly->
 季刊で発行される雑誌には少々物騒なエレクトロニックダンディズムの世界が広がっています。「米軍の電話システムについてもっと知りましょう」やら「DOSでパソコン通信をハックしよう」やら「ここでミーティングしましょう(六本木編もあるらしい)」やら、いろいろ物騒かつ興味深い世界なんですが、「ポスタルハッキングの歴史」という特集では電子ネットワークだけではなく郵便システムの不正事件を18世紀まで溯って調べている念の入り様。米国帰りのおみやげにこんな雑誌も変わってていいかもしれません。まあ冗談のわかる間柄での話ですけど。

国のおみやげといえば、今喜ばれる?のがホーメル社のスパム缶。スーパーに行くと売ってます。「スパム」というとインターネットの世界では無差別宣伝メールのことをさしますが、米国では昔からある有名な豚肉の缶詰の名前でもあったりします。ハムなんですけどフランスパンにはさんで食べると結構うまいので、洒落の分かるネット友達へのおみやげには最適です。このホーメル社、インターネットの迷惑王スパムキング氏と訴訟騒ぎになったとかならないとか。でもインターネットのおかげでだいぶスパム缶売れたのは確かみたいです。
 <Hormel Foods>

 おっと、ちょっと話がそれてしまいそうです。軌道修正。

てWeb上でのハッカー(決して悪意あるクラッカーではない)情報の充実サイトとしては<Cu Digest>もあります。東イリノイ大学のサーバにあるこのWebサイトはハッキング技術というよりはハッカー文化を社会的、経済的、法律的視点から真面目に分析したコラムを隔週くらいで電子メールで送ってくれます。読むとなんだか米国のハッカーについてわかった気になれます。

ッカー文化は、言わば暗号の世界でもあります。ハッカー文書を読んでいると、いろいろと日常生活には登場しない言葉に出くわすものですが、最近私が知ったのが「ヴァンダル」です。ヴァンダルというのはアクセスしただけでコンピュータのハードディスクが破壊されたり大切な情報が漏れたりする、Web上の地雷みたいなサイトです。既に対策ソフトウェアも出ているんですね。ネットサーフィンをしているだけなら安全だと思っている方は、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。
 <eSafe Protect>ヴァンダル対策のソフトウェアを販売

Warez、Phreak、Spam、Vandal...ハッカー用語はこの他にもいろいろとありますが、このネットワーク時代は自衛のために用語と内容くらいは知っておいて損はしません。
 こういったスラングは一般的に?Jargonと呼ばれています。国際的に有名なハッカー用語解説文書にJargonファイルというのがあるのです。このファイルについてはURLを紹介したいんですけど、よく移動してしまうようなのでYAHOOで以下のリンクをたどってみてください。いくつかみつかります。長年メンテナンスされて追加が行われている文書なので今やかなり巨大なドキュメントなのですが、インターネットの古典的なハッカー文化を知る上では重要な資料です。
 <YAHOO!のJargonに関するディレクトリ>

、そうそう、国内でハッキングコンテストも開催中だって知ってましたか。1998年6月1日〜1998年8月31日(JST)の 3ヵ月間、下記のWebサイトでファイアウォールの安全性確認のためのイベントが行われています。侵入に成功すると結構高額な賞金がもらえます。公然と侵入行為ができて人の役に立てるチャンスはそうめったにありません。腕に自信のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
 <ファイヤーウォールハッキングコンテストのお知らせ>

後にちょっとつまらないことを書いてしまいますと、侵入・破壊を伴うハッキングは絶対やめたほうがいいと思います。ハッカー文化は言わばデジタルダンディズムの世界。銃やナイフを磨いて蘊蓄を語る人と、発砲して振り回す犯罪者の間にはだいぶ差がありそうに思います。かっこいいハッカーになりたいもんだなあ

今回アクセスしたページ


2600 -The Hacker Quarterly-
(http://www.2600.com/)
Hormel Foods
(http://www.hormel.com/)
Cu Digest
(http://sun.soci.niu.edu/~cudigest/)
コアグループ
(http://www.core.co.jp/)
Yahoo! - Jargon File, The
(http://www.yahoo.com/Computers_and_Internet/Information_and_Documentation/
  Computing_Dictionaries/Jargon_File__The/)
インターネットセキュリティ
(http://www.inet-security.com/index.html)


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