橋本大也

 WorldPCExpoで日経BP社のインターネットビデオ番組<メールマガジン大集合!〜インターネット・コンテンツの新潮流〜>に出演してきました。時間のある方はご覧ください。こんな男がこのコラムを書いております。エキスポではジャズのBlueNoteが主催して幕張の広い会場にBlueNote幕張が出現。妙な取り合わせですがコンピュータ展示会の人だかり疲れがJazzで心地よく癒されました。

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◆◆今月の橋本さん〜3つめのブラウザを探せ◆◆

日テレビでインターネット番組の司会をつとめる友達から聞きました。テレビでは商品名をできるだけださないようにするのでインターネットのソフトウェアも具体的な名前の使用を避けたがるそうです。そう言えば一般向けのテレビや新聞では「ホームページ閲覧ソフト」なんて言葉が登場しますねえ。

方、コンピュータ雑誌では「WWWブラウザソフト」なんて呼んでます。なんのことはない、「ネットスケープコミュニケーター」や「マイクロソフト インターネット エクスプローラー」のこと。この2つのブラウザはシェアは90%以上を占めているから、ブラウザと言ったらまずこのふたつのことだと言って間違いないわけです。

4年か5年前であればMosaicというソフトが圧倒的なシェアを占めていました。そこへネットスケープ社が割り込んできて一番になり、悔しがったマイクロソフトがインターネットエクスプローラーを投入。ブラウザ戦争の波乱の幕開けでした。ブラウザの歴史の基本なのでみなさんきっとご存知だと思います。
 もちろんMosaicは今でも存在していて一部に愛好者がいます。無料でWindows版とMac版が手に入るので、興味のある方はダウンロードされてみてはいかがでしょうか。
<NCSA Mosaic>のページ

ラウザは2大ブラウザだけではありません。今もなお次々に新しいブラウザは誕生しています。ほとんどは、2大ブラウザに真っ向から対抗するというコンセプトではなく、隙間ニーズを狙った製品なので、非常に個性的なものが多いです。今月のコラムでは、比較的最近生まれた個性派ブラウザを中心に、「3つめのブラウザ」を紹介させてもらいます。

・あなた好みのブラウザが作れる<Custom Browser>
 まだ開発段階ですが、50回使える試用版をダウンロードできます。その名前の通り、外観や機能を自分の思った通りに設定変更できるブラウザーです。例えば特定のWebサイトの中だけしか見ることができなくしたり(逆も可能)、好きなボタンを追加したり、お気に入りのメールソフトをブラウザから使えるようにしたり。おまけにオリジナル画像をブラウザのボタンなどに設定できるので、お花とペットのメルヘンブラウザーや、燃える炎の鉄拳ブラウザーも作れてしまいます。

・未来派デザインの<NEOPLANET>
 Neoplanetはデザインに凝ったブラウザです。起動すると丸いロゴのウィンドウが現れるところから既に雰囲気が違いますね。ブラウザの機能としても2大ブラウザと同等の機能を装備しています。実はこれ、マイクロソフト・インターネット・エクスプローラーの機能を借りて作っているから高機能なんです。ブラウザのデザインが見慣れてしまってつまらないという方、ぜひ一度使ってみてください。製品版でも無償でダウンロードできますよ。

・WebTVを体験してみたい<WebTV Veiwer>
 テレビにつないでインターネット接続するWebTVという商品はご存知でしょうか。広告などでWebTVに関心を持っているけどという方におすすめなのがこのブラウザ。WebTVで見ているのと同じ形式でホームページを表示してくれるのです。本来はデザイナーが製作したWebTV向けホームページをパソコンでチェックするために無償配布されているソフトです。

・昔のパソコンでも軽々動作する<Opera>
 うーん。うちのパソコン、旧式だから最新のブラウザは重くてねえ、ディスクスペースも食うし、ぶつぶつ、という方におすすめなのがOpera。ダウンロードも1.2メガ程度ですみますし、最終的なディスクスペースも1.7メガバイト程度。インストールは30秒の即効技(と開発者が宣伝しています)。CPUがペンティアムじゃなくても、386SXクラスでメモリが4メガでも動く、のだそうであります。Windows95、3.1、Mac、OS/2と対応OSも幅広い。旧式パソコンでインターネットするならこれかな。

・新技術Javaで動く<HotJava>
 様々なOSで動き、ネットワーク機能の強いことがセールスポイントのJava言語は今話題のテクノロジーです。このHotJavaはJava言語で作られたブラウザーです。少々動作は鈍いものの、真っ白でシンプルなデザインは好感が持てます。機能的には2大ブラウザにはまだ追いつきませんが今後が注目されるソフトウェアです。今後パソコンだけでなく、小型の情報機器に搭載されて普及する可能性もあると言われています。

・由緒正しき実験ブラウザの<Amaya>
 インターネットの標準技術を決める団体World Wide Web Consortiumが開発しているという、由緒正しいブラウザなのであります。ホームページを見るだけでなく作ることもできます。HTTP 1.1プロトコル、PNG画像フォーマット、数式を表示するMathMLに対応しています。実験的なソフトウェアです。WindowsとUnix版があります。

・文字だけ高速に見たいなら<Lynx>
 Lynxはテキストブラウザーです。画像は表示しません。テキストだけが読み込まれるので文章だけを読みたい場合は高速にダウンロードすることができます。WindowsでもMacでもUnixでも動きます。マルチメディア全盛のインターネットにおいては玄人向けの渋いブラウザーと言えそうです。

・サイバーKids向けの<Surf Monkey>
 子供向けのブラウザー。かっこいいコックピット型のデザインで、Surf Monkeyとい うおサルのキャラクタがガイドしてくれる。これがなかなかかわいい。大人でもこのブラウザは楽しめそうです。基本的にはこれもインターネットエクスプローラーの機能を借りてきているので、同等の機能を備えています。チャットができたり、えっちなページを子供に見せないように設定したりすることができます。メール機能も充実しておりマルチメディアメールも送れます。

・プログラマなら<mozilla>でしょう
 ネットスケープナビゲーターはプログラムのソースコードを公開していることで知られています。そのソースコードはここで配布されています。プログラムの知識があり、開発環境を持っている方なら、ネットスケープナビゲーターを自分好みに改造して使うことができます。かなり高度な技ですが、究極のブラウザは自作ということなのかもしれません。

さあ、いかがでしたか。今月は9つのブラウザを紹介してみました。私はこのコラムを書きながらすべてダウンロードしたので、今や私のパソコンには2大ブラウザと合わせて11種類のブラウザがインストールされてしまいました。これで今日からブラウザ三昧の生活が送れると思うと嬉しくて嬉しくて涙が...でてこないな。

今回アクセスしたページ


NCSA
(http://www.ncsa.uiuc.edu/)
Custom Browser
(http://www.custombrowser.com/)
NEOPLANET
(http://www.neoplanet.com/)
WebTV Networks
(http://developer.webtv.net/Default.htm)
Opera Software
(http://www.operasoftware.com/index.html)
Java Technology
(http://www.javasoft.com/)
W3C - The World Wide Web Consortium
(http://www.w3.org/)
Lynx
(http://lynx.browser.org/)
Surf Monkey
(http://www.surfmonkey.com/default.asp)
mozilla.org
(http://www.mozilla.org/)


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