金子伸二

 ディスカウントショップのサービスポイントが貯まったので、それを元手に念願のエスプレッソ・コーヒーメーカーを買った。おいしいエスプレッソを自宅で手軽に飲むことができて大変満足なのだが、カプチーノ用の牛乳の泡立てがどうもうまくできない。冷たい牛乳にコーヒーメーカーの管から出る蒸気を入れて泡立てるのに、泡がうまく立たなかったり、立ってもすぐに消えてしまったりして、コーヒーショップのカプチーノのようなこんもりとしっかりした泡にはなかなかならない。聞くところによると、どうやらかなりの熟練を要する技のようなのだ。せっかくシナモンパウダーまで買ったのに! というわけで、目下の課題はズバリ「泡立て」。なんとか成功させたいので、コツをご存知の方、ぜひ教えてくださいな!

◆◆今月の金子さん〜マイ・キャラクターを探せ!◆◆

ではキャラクター・グッズが花盛りだ。デパートやショッピングセンターにはキャラクター・グッズを扱うショップがたくさん入っているし、ちょっとのぞいてみると、生活の全般にわたる商品の幅広さに圧倒されてしまう。もう、ほんとうに何でもありなのだ。キャラクターということでまず思い浮かぶのは<サンリオ>の「ハローキティ」だが、当然<ハローキティパソコン>だってある(おっ、FMV-BIBLOだ。う〜ん、健さんに使ってほしいッ!)。
 キティのように最初から商品化を企図してデザインされたキャラクターだけでなく、まったく別のところから商品化されるキャラクターもある。近ごろ目に付くのが<ゴン太くん>なのだが、これはNHKの懐かしの人気番組「できるかな」のキャラクター。放送が終了してずいぶんと経ってからグッズが一挙に登場し、ブームとなっているところが面白い。こうなると、いつ、どこから、一大ブームを巻き起こすキャラクターが登場するか、予想もつかなくなってくる。
 そんなわけで、今回はまだあまり知られていない、そしてひょっとしたらキティを凌ぐ人気者になるかもしれない「超レア」なキャラクターを求めて、ネット上を探してみた。今のうちにこの中からお気に入りキャラクターを見つけて、友達より先に押さえておけば、いざブームとなったときに大いに自慢できるというわけだ。

ージの検索には毎度おなじみ<InfoNavigator>を使う。今回はまず「イメージキャラクター」と「マスコットキャラクター」の二つの言葉をキーワードに、検索条件を「いずれかの語を含む」にして検索してみたところ、3000件を超えてしまった。そこで、キャラクターのニックネームも一緒に載っているページの方が楽しいので、「愛称」という言葉でさらに絞り込みをかけたところ、200件くらいになったので、このなかからそれぞれのページを見た上で、「これは!」というキャラクターをご紹介しよう。

ず、キャラクターが地域や商品といったなんらかのモノを象徴する役割を果たしている場合、「わかりやすさ」というのは重要なポイントだろう。キャラクターを見て、それが何をイメージしているのかがすぐにわかれば、それを使うことのPR効果も大きい。
 その点でスゴいのが、<青森県>の名産「青森ほたて」のマスコットキャラクター、その名も<ホタちゃん>だ。これはわかりやすい。全身でほたてを表現している。名前もまた直球だ。この愛称は公募で決定され、入選者には新鮮な青森ほたてが送られたそうだ。応募すればよかった……。
 わかりやすさという点では三重県<鈴鹿市>のマスコットキャラクター<ベルディ>も当てはまるだろう。要するに「鈴」を付けた「鹿」という「そのまんま」なところがグッとくる。ベルディのデザインは手塚プロダクションが担当。ずいぶんとフンパツしたなァ。そういえば、鈴を外してツノとタテガミを付けるとなんとなく「ユ○コ」に……。

かりやすさを追求するあまり、限界を突破してしまったのが<三重県><「みえカルシウムアップキャンペーン」のイメージキャラクター>。これは、はっきりいって「骨」だ。確かにわかりやすい。しかしキャラクターとしてはどうだろうか。骨のぬいぐるみや骨のノートが売れるだろうか。しかし、何がウケてもおかしくない今の世の中、ひょっとすると売れるのかもしれない。とにかくインパクトは十分なので、三重県民のカルシウム不足の解消に大いに活躍してほしい。このキャラクターの愛称がどうなったのかも興味津々だ。三重県在住の方、ぜひ教えてください。
 同じ系統として、岩手県<軽米町>など6市町村が構成する<「日本一の炭の里づくり構想推進協議会」のイメージキャラクター>もあなどりがたい。「炭」の漆黒のボディと純白の手足とのモノトーン・デザインが斬新だ。地球に優しいエコな方々には大受けだろう。これも愛称が不明だ。軽米町の方!

方、キャラクターの象徴性を完璧なまでに追求した結果、わかりやすさとは無縁の独特な表現の境地に達しているのが奈良県<斑鳩町>のマスコットキャラクター<パゴちゃん>だ。パゴちゃんを見て、それが何を表わしているかおわかりだろうか。説明によれば、「柿食えば、鐘が鳴るなり法隆寺」にあやかって、「柿」が「塔」の最上階部分をモチーフにした帽子をかぶっているのだという(しかもVサインだ!)。名前の「パゴちゃん」は、仏塔を表わす「パゴダ」から採ったそうだ。さすが聖徳太子の縁深い斑鳩町、実にインテレクチュアル度の高いキャラクターだ。
 別の意味で衝撃を受けるのが<名古屋市水道局><「なごやの水道」イメージキャラクター>。抽象度が極めて高く、これはもうほとんどアートの領域に達している。多数の応募の中からこれを選出した名古屋市水道局のセンスはスゴい。ぜひグッズの展開を検討していただきたいものだ。

 「キャラクターはかわいい」という先入観をあっさり打ち砕いたのが<沖縄県>で昨年開かれた<「第9回全国農業青年交換大会 in おきなわ」イメージキャラクター>だ。擬人化の度合いがスレスレの所に設定されていて、見ていてスリルがある。正直、ちょっとコワい。このキャラクターが着ぐるみ人形で会場にいたりしたら、子供は確実に泣きそうだ。その点は青年交換大会だから安心なのだろうか。いや、子供連れの青年もいるだろうし……。そんな心配をさせるような、気になるキャラクターだ。
 大分県<庄内町>の庄内神楽のイメージキャラクター<みことちゃん>も、「こわ」さと「かわ」いさが紙一重であることを実感させる、不思議なキャラクターだ。このポーズ、実際に自分でやってみるとなかなか面白いので、お試しあれ。ただし、調子に乗って顔真似までやると疲れるので、やらないように。

のように、今やありとあらゆる場面でキャラクターが生み出されている。キャラクター・グッズが次々と開発される背景には、長引く不況下にあって、なんとかして消費者の購買意欲を刺激したいという、メーカー側の切実な事情もあるようだ。「キャラクター・ビジネス」という言葉もすっかり定着している。こうした状況がこのまま続けば、いつの日か「骨キャラクター」パソコンや「なごやの水道キャラクター」ランドが出現する時がやってくるのかもしれない!?

今回アクセスしたページ


サンリオ
(http://www.sanrio.co.jp/)
ゴン太くん
(http://www.nhk-sw.co.jp/gonta/index.html)
InfoNavigator
(http://infonavi.infoweb.ne.jp/)
青森県
(http://www.pref.aomori.jp/home.html)
鈴鹿市(三重県)
(http://www.city.suzuka.mie.jp/index2.html)
三重県
(http://www.pref.mie.jp/)
軽米町(岩手県)
(http://www.town.karumai.iwate.jp/)
斑鳩町(奈良県)
(http://www.town.ikaruga.nara.jp/)
名古屋市水道局
(http://www.water.city.nagoya.jp/)
沖縄県
(http://www.pref.okinawa.jp/index-j.html)
庄内町商工会(大分県)
(http://www.columbus.or.jp/bungo/SHONAI/home.html)


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