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 今月の木暮さん

木暮のスキー購入計画


        ルニーニョ>という、なんともラテンな名前の現象の影響で今年は暖冬なんだそうだ。おかげで「ゲレンデのカフェテラスで〜♪」と<松任谷由実>の「サーフ天国スノー天国」が頻繁に聴かれる12月に入ってもさっぱり雪が積もらない。
         冬は当然のようにスキー三昧の生活を送る新潟県人の私にとって雪が無いというのはかなり憂うべき状況なのだが、こればっかりはひたすら天を仰ぎながら「雪の神様、頼むよひとつ。」などと神頼みするしか致し方ない。

        っ、しょうがないなとつぶやきながら休日の予定を変更するために手帳を探していたら、部屋の隅に立て掛けてあるチューンナップしたての板が視界に入ってきた。
         8年間生死を共にしてきた愛板(?)をまじまじと見つめながら、時には<モーグル>に失敗して減速できずに空を飛び、時には吸い寄せられるように大木に激突した数々の死闘が走馬灯のように浮かんでは消えして愛着がいや増すのと相反するように、こんだけ痛んでるんじゃそろそろこの板も買い替え時かなという鬼畜な考えも同時に頭を過る私であった。

        キー用品といえば昔から板は<ロシニョール>、ブーツは<ラング>、ビンディングは<サロモン>と相場が決まっているが、何はともあれ今年のモデルに興味が出てきたので、各社のサイトをネットサーフィンして動向を探ってみる事にしよう。

        レビや雑誌で大々的に宣伝しているのでご存知の方も多いと思うのだが、今シーズンはどこのメーカーでもカービングが主流である。これはどのような斜面条件(コブ斜面・新雪・深雪等)でも膝をクッと入れるだけで楽に回せてキレのいいスキーが楽しめる夢の板だ。しかし、ストックを持たずに滑るファン・カービングにはちょっと抵抗があるので、私はロッシのHalf DUALTEC構造+ラウンドシェイプタイプにしようかと思う。
         そしてやはり靴はラングのラテラル&バックスポイラーのタイプで決まりだろうし、金具の方はサロモンの「プロパルス」というエッジグリップを高めスムー ズなターンを可能にする機能プラスあらゆる方向への転倒に対応して膝への負担を大幅に減少させる「スフェリックシステム」という付加価値が付いた「スフェリックパルス」というお得なモデルに心惹かれるものを感じた次第だ。(ところでサロモンでは女性スキーヤーに対してトータル・コーディネートを推奨していたのだが、契約スキーヤーならいざ知らず、ウェアから金具に至まで1ブランドで揃えるなんて、全身で「私、初心者だから何がいいか解んなーい。」と言っているようなもんでカッチョ悪いことこの上ないと思うのだが、皆さんはどう思われるか。)

        上の情報収集の結果、私の新しい板はロッシの「PULSION LADY」、ブーツはラングの「X-ZERO9EXCESS R a.c.d.」、ビンディングはサロモンの「スフェリックパルス-SP850-」がめでたく決定し、と同時に気の毒だが自動的に今ある板は春スキーで酷使される身分となってしまった。スマン、板よ。

        にも角にも新規購入計画の方が一段落したので、次回はスキー旅行を計画する上でチェックした方が良い情報というものについて読者の皆さんと共に考えていこうと思う。

        後に、この号を読んでいる皆さんの中には25日迄に年賀状を出しそびれてしまったという人が一人や二人はいると思うので、今出しても元旦に必着の<電子年賀状>を紹介して今年最後のコラムを締めくくることにしよう。

        それでは良いお年を!