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 今月の大榎さん

電子工作ヲタクな話


        ●インターネットでお買い物

        日、緊急に入手したい電子工作キットあり、秋葉原中をさがしたもののどこも売切れ、という憂き目にあってしまった。しかし、サーチエンジンで検索したところネット上に発売元を発見。ありがたいことに、その場で発注までも済ますことができた。
         つい最近まで、「ネット上で買い物するなんて恐くって」などと思っていたのだが、今では、ちょっとしたソフトなど、Webで発注しクレジットカードで決済する。思いたった時にすぐさま入手できるのが魅力だ。ただし、いいことばかりでもない。
         先だっても、Web上のボタン操作を間違えて、同じソフトを3本も注文してしまった。英文サイトだったので、いい加減な解釈で決定ボタンを押したのが原因。あわてて翻訳ソフトの力を借り、修正要求のメールを出したところ、幸いすぐさま担当者の返事がやってきて一件落着。おっちょこちょいのわたしの場合、クレジットナンバーの不正使用よりも、こうした間違いの危険性が大きいようだ。

        ●電子部品ショップ東西対決

        て、今回探し出したのは、"The Electronic Cyber Space“共立エレショップ”"。ここでは電子部品を発送する必要のためか、Web上での発注も、最終的にはFAXなどで確認する方法をとっていた。それでも手続きが部屋の中で済んでしまうのは快感だ。ちなみに、電子部品というと、専門家やマニア以外には縁遠い存在だと思われているが、こうしたショップでは、実用品や(ちょっとキワモノの)便利グッズも扱っている。Web上で商品カタログを眺めるだけでも楽しいものだ。一例をあげると、カード紛失防止器「電子カード・ホルダー」、何かと話題の電磁波を手軽にチェック!「デジタル表示電磁波メータ」、新世代蚊取りマシーン「蚊取りラケット」などなど。いや、ますます縁遠くなってしまったかもしれないけれど…。
         しかし、我々電子工作ヲタクの世界では、東(秋葉原)の"秋月電子"に対して西(日本橋)の共立電子と言われるほどの偉大な?ショップである。ついでに、一方だけを取り上げるのはマニア世界が許さないと思われるので、もう一軒も紹介しておこう。
         東の秋月電子のウリは、非常に安価だがちょっとマニア向けの組立キット。例えば、ビデオソフトのスクランブル信号を除去する「コピーガード・キャンセラ」、電話の内容をFMラジオでモニターできる「テレホントランスミッタ」など。きょうから工具をそろえて取り組もうという向きにはちょっと無理があるかもしれないが、これら透明袋入りの組立キットが壁一面にぶら下がり、独特の雰囲気を持つ店舗は、海外からのテクノロジーアーティストも必ず一度は訪れ、驚喜して帰って行く場所なのだ。

        ●電気街三大聖地へ

        本の代表的な電気街といえば東京・秋葉原、大阪・日本橋、名古屋・大須。そもそも、多品種少量取引の多い電子部品では通信販売が一般的だが、マニアは、時間を見つけては電気街へと足を運び、レアな逸品、つまりちょっとキワモノのがらくたを収集するのを至上の喜びとする。しかし、昨今、電子部品よりパソコンショップが幅をきかせ、Web上でもパソコン関連の情報ばかりが元気なのは、電子工作ヲタクとして、少々悔しい気持ちだ。
         電気街情報の代表格は、インプレス出版のサイトにある"秋葉原マップ"。やはりパソコン情報が中心だが、"アキバ迷所百選"は、聖地訪問の前にチェックしておきたいところ。先の共立電子のサイトには、"日本橋味マップ"なる、ディープにオオサカしている絵地図がある。もちろん、日本橋界隈の飲食店を紹介したものだが、一見すれば町の雰囲気も伝わる逸品だ。大須では、青山哲三さんによる"大須マップ"があり、ローカルなショップ情報掲示板がある。また、秋葉原マップとこの大須マップからは、全国各地の電脳街情報ページへのリンクがあるので、地方在住の方にもおすすめだ。
         一方、秋葉原電気街振興会の"秋葉原ホームページ"と、大阪・日本橋はでんでんタウン協栄会の"でんでんタウンホームページ"は公式サイト的存在。ヲタク度は低いが、駐車場やイベント情報があるので、出かける前に要チェック。親切にも星座別"秋葉原お買いもの占い"といったページも準備されている。買い物に迷った時の救いになるか!?