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 今月の田中さん

夏を乗り切る「O-157」に
緑茶成分「カテキン」



        うとう暑い夏がやってきました。体温に近い気温はなんとも耐え切れませんね。夏の多くをキャンプに出かけるのですが、街中ではクーラーのある所へ渡り鳥状態でさまよいます。クーラー求めてさまよい歩くのは、何となく不健康そうな感じですが、ピシャと快適温度に遭遇すると結構うれしくその場で和んでしまいます。

        て、夏というと昨年話題になったO-157が、今年も猛威を振るいそうです。O-157については家庭をはじめ学校、飲食店、生鮮食料品店、スーパー、生産業者など実に多くの関係者の関心事であります。私の好きなキャンプ場やキャンプ指導者も手洗い、漂白剤、煮沸消毒の励行などと最大限の注意を払って対応しています。

         そんなことからこの夏を乗り切る対策としてO-157のサイトの探索するのですが、単なるO-157サイトのみではなく、今回は緑茶成分である「カテキン」を切り口として探索してみました。実は、職場付近をさまよい歩いていた時にスポーツドリンク系の試供品を入手しまして、そのスチール缶に「カテキン」と書いてあったのが事の始まりなのです。こんな形でどこまで探索できるか不安なのですが、念のためにスタートしてみます。

        じめは、O-157に関する一般的な解説が、<厚生省>から出展されています。厚生省の関連サイトは、O-157の共通理解項目として捉えると良いのかもしれません。大腸菌と病原性大腸菌やO-157の意味、他に病気を起こす危険性のある大腸菌などが網羅されています。

         O-157は、1982年アメリカのオレゴン州とミシガン州でハンバーガーを食べたことが原因で食中毒を引き起こし発見されました。O-157が人体に入ると腹痛や出血性の下痢を引き起こすベロ毒素を作ります。この毒素に対しては、成人は抵抗力がありますが、高齢者や子ども抵抗力が弱く、溶血性尿毒症性症候群を起こす恐れがあり、死に至る場合もあります。
        2年ぐらい前、日本ではまだ話題なっていなかったころにテレビ特集で、アメリカの牛舎や養鶏場等の様子が映され「非衛生的な状態での飼育は、大部分が病気を持っている」と放映されたことを記憶しています。テレビ特集ではハンバーガーの通は、レア状態のハンバーグが好みで、冷凍ハンバーグを中まで十分に加熱しないで食べそのことが原因で食中毒を発症したのではないかと報告されていました。冷凍しても菌は死滅しないで、眠っているということですね。

        れでは、緑茶成分「カテキン」との関連はというと、<世界で最初のお茶とO-157のホームページ>を創った「お茶の京都矢野園」のサイトがあります。このサイトは、1996年8月10日東京新聞(夕刊)の記事を元に作成しており、サイトオープンは1996年8月22日になっています。早い対応ですね。特徴的なのは、昭和大学医学部の島村忠勝教授らの研究結果が報告されていることです。研究結果は、「身近な飲み物緑茶に、病原性大腸菌0-157を殺菌する作用がある」との事です。過去の研究により「カテキン」がコレラ菌や赤痢菌、腸炎ビブリオ等に対して殺菌作用があることを明らかにしており、この成果から実験を試みたということです。カテキンの働きで、1ccの緑茶中に1万個のO-157を入れたところ5時間後にはゼロになったという結果です。

         緑茶でO-157を撃退と発信しているのは、沼津のお茶屋さん<福山堂製茶>のインターネット支店。こちらも「カテキン」が菌を殺し繁殖を防ぐことを報告。「カテキン」とは緑茶の中に含まれる「エピロガロカテキン・ガレート」「エピカテキン」「エピカテキン・ガレード」「エピガロカテキン」の4種類のことで、総称して俗に「タンニン」と言われています。「タンニン」は、70度程度のお湯で溶け出すので、必ずお湯で入れたお茶を飲んでくださいとのこと。また、茶葉を直接食べることもOK。フリカケなどがにしてこまめに頂くことを推奨している。また、緑茶成分「カテキン」は消臭や水虫、糖尿病などにも効果があるとの報告がある。

         <健康産業新聞>は、一般食品としての緑茶が、機能性を追求した健康食品として再認識され、新たな市場確立に向っているとして、健康食品としての緑茶(カテキン)の市場とその有用性を検証している。科学的データを一般消費者向けに提案することで、夏に緑茶の動きが活性化することに着目。

         予防医学的な見地から「健康にいいことやっていますか?」の呼びかけは、名古屋にお住まいの<渋谷正彦>氏。身近なお茶の存在をアピール。誰でも簡単に手に入り、実行できる健康物件を紹介。お茶屋さん顔負けのカテキン情報満載サイトです。自らお茶屋さんでないことの断り書き、素晴らしいです。

         「カテキン・ウォーター」を私が飲んだ感想は「スポーツドリンク風」です。お茶のつもりで飲んだら、スポーツドリンクだったというのが私の感想。しかし、O-157死滅対策としては最良のスポーツドリンクだったりするのかも?
        東京都中央区日本橋にある<上田診療所>のホームページは、医療豆知識でO-157について解説。このページを開けてくださったのも何かのご縁ということで、身近な病気や医療についていっしょに考えていきたいとのこと。

        O-157というと、外食産業、学校給食、生産業者などがとかく問題視されますが、手作りの家庭の食事も危険性が低いということではなく安心出来ません。症状が出てからでは遅いので、予防医学的な発想から毎日気をつけたいものですね。カテキンも大切ですが、まずは手洗いから実践してみます。