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 今月の山田さん

今すぐインターネットで海に行こう!


        ebMag読者の皆さん、残暑お見舞い申し上げます。暑い時にはCoolなサイトを!ということで、今回は海と自然をテーマにお届けします。海といえば私の貝類サイトも範疇にはいりますが、手前味噌はすでに紹介済みなので、他の新鮮なサイトをご紹介しましょう。

        ずは、<nature net>という、7月1日に創刊された電子マガジン。ここは日本の自然をテーマに世界に情報発信するインターネットマガジンで、ユネスコの世界遺産として登録された所や、身近な自然(この言葉は都会の人にはウソ臭く聞こえるでしょうが)を、美しい写真と各地のレポーターの報告を交えて紹介しています。世界遺産の地も素晴らしいですが、私個人が気に入ったのは、「日本各地の定点観測」。文字通り、北海道から沖縄まで、数カ所の同じ場所を定点として写真を紹介しているだけなのですが、たとえば沖縄の冨着ビーチを見ていくと、夏至になった様子、梅雨が明けた底抜けに明るい沖縄の空などが時系列をたどるように観察することができて、居ながらにして冨着ビーチに立っているようで、不思議な感覚を覚えます。

        は皆さんを、海底の世界にご案内しましょう。火星に探査機を送り、地球外生命の可能性を探索する時代になっても、人類はいまだ生命の誕生の地である海の神秘を全て解明できたわけではありません。海はまだまだ私たちにとって、神秘とロマンの宝庫なのです。海のロマンといえば、子供の頃に読んだジュール・ベルヌの「海底二万里」を思い出される方も多いと思います。
         その海底の神秘の世界を紹介してくれるサイトが、海洋科学技術センター深海研究部の<服部陸男さんのサイト>です。「海底の地質・生物写真館」を探索していくと、生きている化石といわれるオキナエビスやオウムガイ、そして日本の海底でうごめく様々な生き物の生態を見ることができます。深海というと、皆さん極限状態の地という印象を持たれるようですが、それは地上に生活する人間の勝手な判断で、気温などの変動が地上よりもはるかに小さいので、海底に適応できる生物にとってはむしろ温和な環境なのです。
         また、同じ海洋科学技術センターの<Deep Sea Research>にも、その他の深海生物の画像などがあり、初島沖の海底からの画像は、毎週更新されていて、こちらは深海底の定点観測(正確に定点ではないかもしれないが)コーナーといったところです。

        息つくために岸に上がりましょうね。ここは四国の足摺岬にある<竜串(たつくし)海洋学園>です。こちらは、日本で初めて海中公園に指定された海で、色鮮やかな魚や貝、そして珊瑚を鑑賞させてくれる楽しいサイトです。また、竜串のある高知県土佐湾では、マッコウクジラ・ニタリクジラを見ることもできます。
         宮崎県のくじら博士、故奈須敬二氏のメモリアルページ、<鯨と海のものがたり>では、単に鯨の紹介に留まらず、鯨と海と人間、そしてその海を育てる森との関わりというように広い視野で、しかも分かりやすく鯨について私たちに語りかけてくれます。鯨をこよなく愛した奈須博士の人柄が忍ばれる、温かいページです。

        の締めくくりは「おみやげ」。海のお土産といえばなんといっても貝! 第2号でご紹介した、鳥羽水族館の<貝・標本箱コーナー>では、「季節の貝30種」を直接注文することができます。商品名の「季節の貝」とは、別に春夏秋冬を意識してセットしているわけではありませんので念のため。
         海外のサイトでは、フロリダの<Sanibel SeashellIndustries>がお勧め。標本用の貝はもちろん、貝で作ったランプや、ヒトデのグッズ、タツノオトシゴや、果てはワニの頭まで揃っているので、ウィンドウショッピングだけでも楽しめます。

        と自然のサイトの紹介、いかがでしたか? ダイビングや釣りなどのアウトドア情報は、他にも沢山紹介されているようなので意識してはずしました。私の住んでいる東北以北の北の情報も見たかったのですが、深く掘り下げているページが少なかったのが残念です。まだまだ暑い夏が続きます。せめてネットでCoolなひとときをお過ごしください。来月号は「収集(Collect)]にこだわってみたいと思います。お楽しみに!