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 今月の山田さん

押入のお宝発掘しよう!


        1997年は、日本の今までの経済成長のツケがどっと押し寄せて来たような、最悪の年でした。98年はどんな年だろうかと、かつて私の母が初詣の帰りに伏見稲荷で好んで買った高島易断のサイトを探してみました。<高島易断翠明館>の「今月の運勢」では、自分の九星のボタンを押すと、その月の運勢が分かります。私は他の占いはあまり信じませんが、高島易断だけは母が好きだったことと、年齢による人生のサイクルを教えてくれるので、いつも心の片隅に止めておくようにしています。やはり今年は男性なら厄年に当たる年齢なので、運はなさそう…。

        払いに縁起がいいところはないかしらん?そうか、商売繁盛ならえべっさん(関西ではえびす神社のことを親しみを込めてえべっさんと言う)に限りまっせ!「恵比寿、大黒福の神」という位で、商売繁盛の神様ですから。<えびす宮総本社西宮神社>を訪問すると、まずえびす顔のえべっさんが満面の笑みで本殿と共に迎えてくれます。えびすの由来や神社の歴史などの説明から、境内の説明も地図や写真を交えて詳しく解説されています。えべっさん尽くしでなんだかこちらも福々しくなってきたような気分、でも本当のご利益はお参りしなければ頂けませんネ。ちなみに、えべっさんは漁業や航海の守護神でもあるそうです。

        べっさんといえば七福神、七福神といえば宝船。テレビ東京の人気番組<開運なんでも鑑定団>は、全国に鑑定ブームを引き起こしました。ここでは放映した鑑定結果を検索したり、鑑定師のプロフィールなどを見ることができます。私がこの番組で一番興味を持ったのは、いわゆる生活骨董と言われる分野のお宝で、中でもつい20年ほど前まではどこにでもあった懐かしいアイテム達です。京都市下京区四条通りにある、高山豊治氏による<ブリキのおもちゃ博物館>は、昔懐かしいおもちゃコレクション満載のサイトです。販売コーナーやイベント情報もあり、ホームページだけでなく、実際に是非一度訪れてみたくなる博物館です。

        董まではいかなくても、価値のあるモノを身近に鑑定してくれるところが質屋さんですね。<橋本質店>の「七番街」では、買い取り相場一覧や買い取りサービス、また質流れ品の販売もあり、あなたの鑑定眼を養う格好の場になりそう。私も実は、社長が工事代金の回収にと以前顧客から巻き上げてきた?という、床の間に飾ってある30万円の有田焼の壺の本当の価値を知りたいと思っていたところで、鑑定をお願いしようかと思案していますが…。
         なお、現在金相場は下落していますので、もし別れた彼氏にもらった金のネックレスを売るのなら、当分は控えたほうがいいかも?

        化堂>では、邦画、洋画を問わず、あなたの押し入れに眠っているお宝ビデオを鑑定してくれるそうです。またプレミアのビデオも紹介していて、昔好きだったジュリアーノ・ジェンマの日本未公開作品「夕陽の用心棒」の紹介もあり、思わず嬉しくなってしまいました!

        リキの鉄人28号やグリコのおまけ、店頭にあったペコちゃん、キューピー人形、ケロヨン…。私たちは貧しかった当時、あんなに大事にしていたこれらのアイテムを、高度経済成長という大量消費文化の中で見失ってしまいました。バブルがはじけた現在のレトロブームや骨董ブームは、失った思い出を懸命に取り戻そうとする葛藤なのかもしれません。それは自然を力でねじ伏せる使い捨ての豊かさから、物を大事にして自然と協調する文化への転換期へきていることを、私たちに知らせてくれているのです。