吉川恵

 円安のせいか、以前はよく化粧品などの買い物を頼まれたのですが最近はめっきりです。計算すると、日本で買った方が安いものも。私の近頃の賢い買い物の仕方は、私の会社の香港支店の徹底活用。出張で誰かがやってくる度に、化粧品やら靴やらを買ってきてもらっています。アメリカは物価が安いって言われるけど、このあたりの消費税は8.50%だし、あんまり安いような気がしないんですよね。もっぱらウインドウショッピングです。

◆◆今月の吉川さん〜夏だから、フィギュアスケート◆◆

いですなぁ。アメリカのテキサス州では、暑さが原因での死亡者が続出。ここシリコンバレーもいよいよ本格的な夏、という暑さになってきました。シリコンバレー地区の夏はとても砂漠っぽい。雨はまったくといっていいほど降らず、昼はめちゃくちゃ暑くて夜になると肌寒いくらいに気温が落ちます。昼と夜の気温差が30度近くに達することもあります。カラっとしているので暑くても食欲が落ちなくて、実は困っています。バーベキューしながらビール、からーいタイ料理、夏はおいしいものがたくさん。

て、暑い暑いと言っておきながら、今回の話題は冬のスポーツ、フィギュアスケートです。シリコンバレーはクリスティ・ヤマグチ、ブライアン・ボイタノをはじめ、多数の有名選手を送り出した、アメリカでも最もフィギュアスケートが盛んな土地の一つ。長野オリンピックで活躍したミシェル・クワンも、以前はこのあたりに住んでいました。私自身のことをお話すると、実はフィギュアスケートをしたいがためにアメリカに来たといってもいいくらい、大好き。前進、後退と簡単なジャンプくらいしかできないのですが、毎日のようにスケートリンクに通って練習に励んでいるんです。

リコンバレーがスケートのメッカ、と言える理由は、施設の充実ぶり。リンクの多さといったら<Bay Area Ice Rinks>というページに紹介されているリンクだけでも12ヶ所。このリンク、いちばん遠い所同士でも車で1時間も離れていないといえば、どれだけすごい密度でスケートリンクが建てられているか想像がつくと思います。多くのスケーター達は、朝はXXリンクで滑り、昼は○○リンク、そして午後は△△リンクで、というようにいろいろなリンクで練習。コーチ達も同じで、複数のリンクを掛け持ちして教えることが可能なのです。

由の二つめは、私のように大人になってからスケートを始めた人たち(アダルトスケーターと呼ばれています)にもやさしい環境があるから。これはシリコンバレー地域に限らず、アメリカの独特な環境だと思うのですが、スケートの試合のほとんどにはアダルトのカテゴリーがあり、全国大会まである(U.S. Adult Figure SkatingChampionship)のです。コーチ達も、アダルトスケーター達をオリンピックを目指しているような子供たちと同じように真剣に教えてくれます。私は二人のインストラクターについているのですが、一人は日本で毎年開かれるNHK杯の優勝者、もう一人は今も時々クリスティ・ヤマグチが習いに来るというすごい人達。二人とも全国大会に出場するレベルの生徒を数多く持っていますが、私に対しても彼らと同じように接してくれます。覚えの悪い私にも辛抱強く同じ事を何週間でも何ヶ月でも教えてくれる。日本とは比べ物にならないほど過ごしやすい環境で練習ができるのです。

真っ盛りではありますが、スケートシーズンはもう始まっています。夏休み中子供たちは朝から晩までスケートリンクで過ごし、7月上旬からは毎週のようにあちこちのリンクで競技会が行われています。

てさて、あまり話が長くなってしまってはWebサイトのご紹介ができませんね。フィギュアスケートは、インターネット、WWWでもとっても人気のあるトピック。数え切れないほどのサイト(すばらしいサイトばかり!)がありますが、今回は「役立つ」ことを主眼にいくつか選んでみました。

本語のサイトで私のイチ押しは、<Cyber Figure Skating World>。このサイトはとにかくすごい!スケートの歴史から技術講座まで盛りだくさんなのに「順路」をたどっていけばサイト全体を効率よく回れるように設計されているから道に迷いません。フィギュアスケートを見て楽しむ人にも、滑って楽しむ人にも役立つページです。

 「役立つ」ページというテーマから少し外れてしまいますが、天才スケーター伊藤みどりさんの大ファンの方が作ったページ<みどりの窓口>はみどりさんのことなら何でもわかってしまうのではと思うほどの充実ぶり。この中でも、彼女のトリプルアクセルの画像を集めたページには、まだ14歳の時に、リンクでトリプルアクセルを練習している画像まで入っているので驚きです。14歳のころからこのスピード、この高さ。トップ選手の誰でもが持っているものではありません。

語のページのナンバーワンは、サンドラさんという人が作っている<SkateWeb>です。とにかくものすごい情報量で、とてもとても全部は読み切れないのですが、みなさんへのお勧めは、<Frogs on Ice>というページ。このサンドラさん、大のカエル好きに加えて美術センスも抜群。有名な選手のシグネチャームーブをカエルたちが演ずるところなど、選手そっくりです。そのほか、クリップアート集など、英語を読むのが面倒でも楽しめるページがたくさんあります。

本にもいくつかフィギュアスケートを紹介する雑誌がありますが、アメリカでは、フィギュアスケートファンのための雑誌の代表的なものは二つ。<Blades on Ice Magazine><International Figure Skating Magazine>。特に後者は、写真が充実していて楽しめます。どちらの雑誌も、クレジットカードを利用して日本からでも購読できます。詳しくはサイトの「Subscribe」もしくは「Subscriptions」のコーナーを利用してください。
 フィギュアスケートの教則本、写真集などの一覧が、<eMailman: figureskating Bookstore>にあります。リンク先が<amazon.com>になっているので、手早くオーダーできますよ。

野オリンピックをテレビで見ていて、「ジャンプやスピンの名前が難しいぞ」と思われた方も多いはず。<Technical FigureSkating>では一つひとつの技について、詳しい解説とaviムービーがついています。往年の有名選手たちのスケートをお手本に、インターネットでフィギュアスケートの練習ができるというわけ。

りたくなっちゃった!という方はどうぞ<Ice Skaterのページ>へ。全国のスケートリンクの一覧があります。

今回アクセスしたページ


Bay Area Ice Rinks
(http://www.fantm.com/deb/ba.rinks.shtml)
Cyber Figure Skating World
(http://www2.biglobe.ne.jp/~yhara/)
みどりの窓口
(http://www.linkclub.or.jp/~minezaki/midori/index.html)
SkateWeb
(http://frog.simplenet.com/skateweb)
Blades on Ice Magazine
(http://BladesOnIce.com/mag/)
International Figure Skating Magazine
(http://www.ifsmagazine.com/main.html)
eMailman: figure skating Bookstore
(http://www.emailman.com/books/skating/index.html)
amazon.com
(http://www.amazon.com/)
Technical Figure Skating
(http://nsn.nslsilus.org/eakhome/skating/kevinnew/)
Ice Skaterのページ
(http://www.jade.dti.ne.jp/~i-plus/)


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