[Web Travelers]
[写真] 井上優
 暑さで日本がマレーシアを追い抜く季節がやってきました。この時期になると、日本よりマレーシアの方が過ごしやすいようですね。マレーシアに3年以上駐在された方の多くが、特に帰国されて一年未満のご家族がこの時期になるとマレーシアに遊びにきます。日本での生活を再開された後に迎える最初のロングホリデーに、じっとしていられなくなり、懐かしさのあまりマレーシアを訪れるようです。コスト的にもどこに行くより安いですからね。


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マレーシアの娯楽は「映画」

 前にもお話ししたかと思いますが、マレーシアでは娯楽と呼べるものが少なく、若い人達の多くは休日になると、大きなショッピングモールで終日ウィンドショッピングを楽しんだり、オープンスタイルのコーヒーショップで延々と話し込んだりしています。日本のように友達や恋人同士で遊びに行くチョイスが少ないのです。
 そんな中でも『映画』はここでは一番人気のエンターテイメントとなっていますね。欧米の映画はもとより、多民族国家ならではですが、インド映画、香港映画と最新作が続々と入ってきます。アメリカの映画などは本土とほぼ同時、日本より一ヶ月程早く封切られるんですよ。最近では大きなショッピングモールの中にシネマスクエアと呼ばれるスペースがあり、8〜12ほどの映画館が隣接されて、それぞれ違う映画を上映しています。スクリーンは日本ほど大きくありませんが、音響はそこそこですし、館内もとっても綺麗なんです。
 どこも全席指定で電話予約も可能となっており、待ち時間無しで見たい映画がすぐに見れます。そしてどの映画も大人300円、子供150円なんですよ。信じられますか〜。これで配給会社の採算が取れるのかといらぬ詮索をしてしまいたくなります。

 んな映画好きにはたまらない環境をあまり気にもとめていなかったのですが、先日我が家の子供達が「ねぇ〜 スターウォーズを観に行こうよ〜」と何とも時世をふまえたリクエストをぶつけてきました。聞けば、6才の時にマレーシアにやってきた子供達は11才になった今まで、映画館という所に行ったことがないとの訴え。他人事のような言い回しになってしまいますが、テレビやビデオでしか映画を観ていなかったとは全く気づいていない親父でした。私も16年ぶりのStar Warsは興味津々だったため、早速その週末に近くの映画館に行くことが決定!

 の原稿が掲載される頃には日本でも行列ができる最初の山場を越えた頃かと思いますが、スターウォーズの鉄人Duke's Japan Star Wars Home Pageという数あるスターウォーズ関連サイトの中でも優れものの二つを紹介しておきましょう。ここまでのめり込むほどこの映画の魅力は奥深いんだなと実感してしまう情報量です。

 前に電話予約を入れておいたため、待ち時間もなければ行列もなし。おまけに家族4人で1,000円ですから文句無しですよね。初めて見る大きなスクリーンに上映前から子供もやや興奮気味。親の方も久々のジョージ・ルーカス制作映画に期待を膨らませつつ、ポップコーンを抱えながら映画談義を交わす楽しい親子の風景となりました。(^^)
 ストーリー的には次作への「繋ぎ」といった感じでしたが、やはり限りなくアトラクティブで魅了される楽しい作品でしたね。満足度95%ってとこでしょうか。
 マレー語と中国語の字幕スーパーが画面下に出るのですが、読んでもわからないと知りつつも、家族全員が目を運んでいたのは面白かったですね。子供も思っていた以上に英語を理解していたのには驚きました。

 りの車の中でも映画談義に花が咲き、「私たちが生まれて初めて映画館で観た映画はスターウォーズってことだね」という子供達に、「パパが初めて観た映画はね、わんわん忠臣蔵っていうアニメだったんだよ」というと、家内までもが「何それっ?!」ってな顔をするので、帰宅後早速ネット検索して、「ほーら、これだよ」と自慢げに見せたものの、何と36年前の映画でした。
 そんな昔だったのかとガックリすると同時に、36年前に手塚治虫氏の作品があそこまで完成度が高く映画化されていた事に改めて驚かされました。そんな大昔の情報まで即座に手に入り、感動を思い起こさせてくれるインターネットの力ってすごいですよね。

 んな映画鑑賞の魅力に味を占めた我が家では、次は何を観ようかとネタの仕入れに躍起になっており、新作映画情報たっぷりのぴあcinemaや、公開映画オフィシャルサイトでターゲットを絞り込んでいる今日この頃です。  

   近日本でもインド映画が静かなブームを呼んでいると聞いていますが、日本からわざわざマレーシアにインド映画を観に来る方もいるんですよ。HINDI FILM SALONなどを見ていると、インド映画の人気度を垣間見ることができますね。
 香港映画も然りで、香港電影工作室に掲載されている映画はほとんどマレーシアでも鑑賞できます。

 画好きの皆さん! 是非マレーシアに遊びに来て、思い切り映画を観まくっていってくださいね。


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