[Web Travelers]
[写真] 田中一徳
 マレー鉄道で南下した。バンコクからマレーシアのバタワースにつづく国際列車である。それも贅沢に寝台車。途中、国境の駅でイミグレーション。ことさら特徴もないシンプルな駅舎だが、それがまた新鮮でもあった。停車駅毎に果物や焼鳥を売りに来る。駅弁好きの私は至福の一時を過ごせた。


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駆回るバックパッカー情報源

 ュックを背負い、安価で簡素に旅することが基本のバックパッカー。バックパッカーは、バックパック(リュック)に必要最低限の着替え、地図やガイドブック、洗面用具や寝袋等の機能的なアイテムをつめ込み旅をする。あるときはキャンプ、あるときは野宿なんてのもアリ。1970年代アメリカで流行したが2000年になっても基本的に変化の無い旅のスタイルといえる。ただしインターネットのおかげで情報量は莫大で、この限りでは無い。旅をしながらでも情報をチェックし世界を駆回る事ができるのである《バックパッカー情報室》《Travel Page》

 こ数年は、アウトドアブームやヒッチハイクで旅するTV番組の影響もあり海外旅行はもちろん、国内旅行もリュックを背負って旅する人が多くなってきている《ヒッチハイカーズ★ヘヴン》。私も基本的に旅は、リュックを使う。日数に応じて、35リットル、50リットル、85リットルと使い分けている。リュックとバックの機能を持つ「背負う、持つ、掛ける」の3WAYバックという便利な物もあるが、ぶらぶらと目的や当てもなく歩くには背負い重視のリュックが一番である。ここでは、プラスティック製や布地のガラガラカートは、バックパッカーには使いにくい。もちろん、汚いリュックのまま高級ホテルやレストランに入るのは気が引けるが、バックパッカーはそんなところには立ち入らないので心配無用。

 界中のバックパッカーが集まるバンコクのカオサン通り。ここは、バックパッカーのメッカとも言われている。バックパッカー率というか西洋人比率が異常に高い。言葉も英語でOK。タイにいる事を忘れてしまうくらいである。もちろん、日本人バックパッカー(なぜか女性の一人旅・・・)も多い。バックパッカーに必需品の激安航空チケット屋が点在しているのも特徴的。ここで各アジア地域の情報収集をはじめ、ヨーロッパへ飛び立つ準備をする人々もいる《INTERNET TRAVELERS INFORMATION SERVICE》。インターネットカフェでは、バックパッカーがweb mailでバシバシと勢いよくメールを書いている。近くには薬局、スーパー、屋台が建ち並び、旅行者の楽園である。バンコクであってバンコクでない特殊地帯といえる。また、ゲストハウスなどの安宿が多い事でも有名。1泊300円位からの宿もあり、長期滞在し旅行プランを練るバックパッカーは多い《monochrome asia》

 ックパッカーは、多くは若者であるが、決して若者だけのものではない。人々は現実世界から脱出するかのごとく自分探しの旅に出かけるのである。混沌とした時代だからこそ、誰にも邪魔されない自分スタイルの旅がブームになっていると思う。そんな孤独感が漂う中で支えてくれるのがガイドブックである。海外へ旅立つ日本人は《地球の歩き方》を必ず?バックに入れて持っている。他方、多くの西洋人が大切にしているバイブルは、オーストラリアの出版社が作っている《ロンリープラネット》である。交通手段やゲストハウス情報、歴史や食べ物情報などが掲載されている。
《ロンリープラネット》のサイトでは、旅の直前でも最新情報を入手できるようにアップグレードされた情報が紹介されていて便利である(但し全て英語)。

 ンターネットの特徴としては、ガイドブックに無い個人体験の最新情報が流れていることがある。個人の旅行記が多い中で、価格表や地図等が掲載された利用価値の高い情報も数多い。バックパッカーとして、交通費と宿泊費を低くおさえる事が大切なのは、海外旅行だけでなく国内旅行も同じ。交通費に関して言えば、JRの発行する「青春18きっぷ」が使用できる期間は、これに勝るものはないが、その他の期間で移動距離を稼ぐとしたら快速の夜行列車や夜行バスを使う《てんちゅう交通》。また、宿泊も海外のゲストハウスには及ばないが、健康ランドやカプセルホテルを使用することで安価に旅することができる。《健康ランドとカプセルホテル》のサイトは、日本各地の健康ランドやカプセルホテルを紹介しており、とぼとぼと寂しく歩く冬の寒空の中では力強い。

 見に東北地方へ、花見に西へ様々な思いをリュックにつめてふらりと出かけてみてはいかがですか?恐らく同じ志を持った仲間と出会うことでしょう。


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