[Web Travelers]
[写真] 田中一徳
 先日、山形県遊佐町に出かけた。秋田県との県境にある町。はじめて訪れた土地である。海抜0メートルからの迫力ある鳥海山と日本海の荒波を両方とも見る事ができる。自然の造形が素晴らしく、アウトドアフィールドとしては申し分ない。1泊2日の小旅行であったが、十分に地元の漬物と日本酒を堪能した。また旅を愉しくする方法を見つけてしまった。羽田空港から庄内空港までわずか50分のフライトだった。


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生活に役立つ小さな植物の楽しみ方

 かい風が吹いてくると、それは春の証拠。冬枯れの木々に目を向けると、新芽がつき始めていることに気づく。とても小さい芽ではあるが、気持ちのいい絵に映る。芽生えというか若々しさは、とても新鮮で疲れた身体を浄化してくれる。植物に浄化作用があることは一般的に知られている。森の中を歩くと気持ちの良いことも、この影響や効果が多分にある。

 NASAの調査によると植物は、最近話題のシックハウスにもどうやら効果的らしい。例えば「ホルムアルデヒド」に対しては、アマリリス、ゴールデンポトス、オリズルラン等が、「ベンゼン」に対しては、ガーベラ、ピースリリー、イングリッシュアイビー等が、「トリクロロエチレン」には、クリセンセマム、ガーベラ、マージナタ等が効果的らしい。一般的に花屋さんで売られているこれらの観葉植物は、揮発性有機化合物を吸収、浄化する作用がある。ブルーミングスケープでは、花の美しさや緑で人をなごませることや目の疲れの癒し、適度な湿度の維持等の効果についても紹介している。

 人的な話しで大変恐縮ではあるが、実は観賞用というわけでもなくオリズルランを飼っている?というか育てている。それも4年目になろうとしている。ある大先生から小さな株をもらってコップに水を入れて育てていたが、ライナーが出て小さな株ができ、どんどん大きくなって今では、鉢3つ。不精な私がよくも育てたと関心している(夏の間は友人に頼んでキャンプ場へ運んでもらった次第)。冬の間は、家の中で育てているが、暖房設備はエアコンしかないため、あまり成長が芳しくない。天気がいい日に日光を浴びせると、弱々しい葉が数時間後にピンとなる現金な生き物でもある。シックハウスとは無関係に、そんなけな気でかわいいオリヅルランを飼いならしている。
愛知県農業総合試験場で栽培研究に30数年間のキャリアを持つ米村浩次の花の世界によると、オリヅルランは、学名 Chlorophytum comosum、英名 St.bernara's lily、ユリ科の常緑多年草で原産地は南アフリカ。「明治の初期に渡来して以来、長く続いている人気種」「性質は強健でたいへん育てやすい植物」とのこと。サボテンを枯らしてしまった私にとって、とても力強いお言葉である。

 「観賞植物はどうもね〜」という方でも、チョットした料理に使えるハーブなら育ててみたい人は多いハズ。こんな私も、昨年の夏まではハーブを育てていたわけであります。ミント、バジル、レモングラス等これまた一般的なハーブでありますが、毎日の成長を見るのが生きがいでもありました。だがしかし、都会の暑さに負けて全滅してしまいました。というのも約1ヶ月間、水もやらずにキャンプに出かけてしまったからです。ハーブは水がいらないと友人から聞き安心していたのが敗因でした。前述のサボテンも同様…。さてハーブですが、ハーブ大好きによれば、「もともと地中海地方の植物で、湿気の多い日本の気候と地中海地方では違うとのこと。土もサラサラした水はけのよい、少しアルカリ性の土がよい」「黒土3、堆肥あるいは腐葉土1、鹿沼土あるいは山砂1、を混ぜます。かき殻や卵の殻も一緒に入れておくとベター」とある。素人考えで適当にやっては、育つものも育たない。ハーブもなかなか奥が深いです。このサイトは、ハーブの効能やハーブ料理の作り方も紹介している。自分で育てたハーブでお茶を入れたり、肉を漬け込んだりするのは、楽しいモノ。今度こそはとリベンジ計画を企てている次第である。アパート暮らしで、是非植物を育てていると「水やり」は、楽しい作業のひとつになる。でもそれが仇で枯れてしまっては…。もちろんエアプラントといって、パイナップル科チランジア属の植物等は、土に植えなくても、株表面から空気中の水分を吸収して成長することができたりする。これだと、土は全く不要。肥料も不要。しかし、一般的には水やりは必要。土を使わないヨーロッパ生まれのハイドロカルチャーは、私が問題にしている水やりが少ない画期的な水耕栽培である。ルワサ・ハイドロカルチャー・ジャパンでは、ハイドロカルチャーについて紹介している。この栽培方法のメリットとして、@水やりの頻度が少ない、A統合化された水位コントロール、B土を使わないためクリーンであり無臭、Cどんな寄生動物も発生しにくい等がある。高温で粘土を焼いた「レカトン」を土の代わりに使い、性質は半永久的に変わらない。土なら2〜3日の保水量が、ハイドロカルチャーだとMAXで3週間も蓄えられることができる。1人暮しで、長期の旅行に行くには最高である。

 今のガーデニングブームと平行に人気のあるのが「収穫して食べる楽しみ」の家庭菜園。小さいなスペースで野菜を育て、味噌汁の具にしたり、サラダにしたりと何かと重宝する。マメダ丸の実録野菜作りは、家庭菜園体験を基にした実録のパワーサイトです。 体験学習に基づいた実録集。野菜のプランター栽培を紹介している。ポイントは肥料の入った土。春まき野菜は、三つ葉、パセリ、ピーマン、シソ、ナス、ミニトマト、オクラ、キュウリ、枝豆、バジル、スナックエンドウがオススメ。「ベランダに大根が生えている。これはシュールです」と高い観賞植物よりも大根の葉の鑑賞を推奨している。Frontier Garageは、アパート暮らしでプランターガーデニングした奮闘記。こちらは、ミニニンジン、イチゴ、ハツカダイコン、ミニスイカ、チンゲンサイについて紹介している。身近な野菜が身近から取れることは、嬉しくもあり、楽しくもある。いい塩梅な生活も各種家庭菜園で栽培できる野菜達を紹介。「種まきシーズンに向けて種をゲットしましょう!」と種会社のリンクも張ってある。またまた、私事だが、「みつば」と「大葉ニラ」の種をゲットしてあるので、時期を見計らってまいておこうと思っている。

 庭菜園というか、垣根にブルーベリーを栽培している福田さんご夫妻はT&F、やはりブルーベリーを詳しく紹介している。家庭での栽培の仕方、増やし方、収穫とかなり本格的。ブルーベリーアイスやヨーグルトは市販されているものの、実際に木になっているところは見たことない。生のものは輸入品だったりする。そんな野次馬精神もあってか、ブルーベリーはとても気になる。夏山に登山すると、「クロマメノキ」といった高山植物がある。これが、黒豆よりもブルーベリーに大変酷似している。甘酸っぱく、清涼感あふれる山の恵みである。それが、というよりブルーベリーが庭先にあった日には…。なんて考えています。福田さんのサイトは、栽培に関係する生ゴミのリサイクルやボカシの作り方等もあり、環境教育的視点も兼ね備えている。

 こで少し振り返ってみたい。植物を人間が栽培したのは、いつの頃だろうか?おそらく、植物というよりも野菜と言った方が正しいのかもしれない。もともとは、人間生活を営むために、天候や風土に合った野菜を作ったのではないだろうか?土地にあった自給自足のための野菜は、もちろん農薬など必要ない。自分たちで食べるだけの量で、大量生産する必要のないものは、農薬などいらないことになる。日本人の食事物語は、「日本人が本来食べていた健康食の原点」を紹介している。家庭菜園でも無農薬や有機農法にこだわる健康志向の人は必見である。 この春、小さい植物から豊かな四季折々の野菜について考えてみるのもよいかもしれない。


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