[Web Travelers]
[写真] 田中一徳
 体験学習の関心が高まってきている。従来ある蕎麦打ちや田植え体験から、一歩進んだ自然や健康、人との関わりをベースとした学習スタイルである。学校やキャンププログラムはもちろん、最近ではホテルでもその関心が高まってきている。そうそう、暖かくなって来たためか、当方が飼育している?オリヅルランちゃんも元気に育ちはじめました。これも体験学習でしょうかね。まだ雪降る福島・沼尻温泉より…。


[マーク] 田中さんへの発信 [マーク] 田中さんとの交信録 [マーク] バックナンバー


総合的な学習とキッズ・サーチエンジン

 代社会は、豊かな生活は文明がもたらせたものであるかのごとく、生活の効率化、すなわちデジタル化、マニュアル化が進んでいる。もしかしたら、自分が体験した知識や技術よりも、マニュアル本に書いてあることの方が正しいのではないかという疑いもあるくらいだ。しかしながら、最近の学校教育の方向性は、体験学習を重視し、少し変わってきた。
文部省中央教育審議会により、小・中・高等学校において学際的な領域を含めた「総合的な学習」の新設が提唱され、教育課程審議会などで授業時間数や学習内容などについて検討が進んでいる。現時点では、「総合的な学習」の実践は、一部の研究推進校などで先進的に行われているだけだが、2002年からは総合的な学習の完全移行体制をとる(「総合的な学習」教育実践支援ホームページ)。総合的な学習の時間は、直接体験を重視しており、国際理解、健康、環境、福祉、情報、地域等の領域をマニュアルのないまま子ども達は、調べたり、ディスカッションしたりする。
それにより、従来からある国語、数学、理科、社会、英語などの教科目が横断的につながりを持つようになる。そんなときに必要になるのが、「新しい確かな情報」である。今まで学校の中では新しいことを調べるといったら図書室で本を借りて読むスタイルが主流だった。しかし今は、インターネットの時代。たとえ小学生といえども、サーチエンジンを駆使して、自分の欲しい新しい情報を簡単に入手できるのである。

 このところ、総合的な学習にむけてかどうかは定かでないが、子ども向けのサーチエンジンやホームページが増えてきている。例えば超有名サーチエンジンも、Yahoo!きっずなるサイトを提供している。検索結果は、子どもに必要な情報のオンパレード。これなら、学校の図書室にこもっていなくても、面白そうな情報を簡単に手に入れることができる。他にも、こねっとgooキッズ・プラザひらけ・ゴマ等の主に小中学生向けのサーチエンジンがある。これからの子ども達の学習技術は、もしかするとサーチエンジンを使った検索術と莫大な情報を収集してまとめるファイリング技術となるかもしれない。

 て、子ども向けのサーチエンジンで特徴的なことがある。それは、保護者に対しての通知事項やインターネットの功罪に関するコメントがあること。急速に発達したインターネットの情報量に少なからず警鐘を与える役目もあるのではないかと思う。
例えば、性的情報や暴力的情報、自殺に関する情報等が授業で活用できる学習情報と背中合わせで同居しているからである。
また、ネット上のモラルやマナーに対しても基準がないまま、なし崩しで情報が氾濫することがある。インターネットのあいうえお教育ソフト開発・利用促進センター10代のためのインターネットガイドは、インターネット上で必要な「ネチケット」も子ども向けに紹介されている。難しい漢字は、振り仮名ついていることも特徴の一つといえる。子どもだけでなく、大人のネット初心者も勉強になる。また、子ども用のサイトやソフトは、ヘルプもわかりやすい事が特徴。

 来型の新聞や図書室のスタイルをとる子ども向けサイトもある。よみうり博士のアイデアノートは、インターネットを使って新聞記事を小学生にもわかりやすく解説している。社会、理科、道徳、体育等の分野にわかれて新聞記事が解説されているため、素早く授業の準備ができる。情報に関しては、大人顔負けの内容。また、このサイトは、プロの新聞記者が新聞作りの「技」を紹介している。学校のクラス新聞やプレゼンの資料づくりに有効であることは間違いない。また、全日本情報教育検定協秘書の「子供図書館」は、子ども向けの資料や、ホームページのリンク集。これからホームページを授業で立ち上げようとしている先生も要チェックである。


[マーク] 田中さんへの発信 [マーク] 田中さんとの交信録 [マーク] バックナンバー


今回アクセスしたページ
  • KIDSPLAZA
    (http://netplaza.biglobe.ne.jp/KIDSPLAZA/)