[Web Travelers]
[写真] 山田まち子
 平成14年から導入される新学習指導要領で、小学校から英語と親しむ授業が始まるとかで、娘も来年入学なので英語教材のセールスが時々来るようになりました。 でも本当に勉強したいのは、親の方なんです。で、親子でイングリッシュアドベンチャーの「The Runaway Raindrop」を楽しくやっています。内容が子供にも向くのか、 親が「これはtoプラス不定詞で…」なんて悩んでいる間に、子供は身の回りの昆虫の名前や曜日など、一人で勝手に英語でしゃべっています。恐るべし、子供の吸収力!


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★☆ 英語と闘う ☆★

 くの日本人がインターネットの世界でぶつかるのが英語の壁。英語力判定テストTOEFLの成績で、日本人の英語力は昨年ついにアジアで最下位になったとか。
 英語のために費やすおカネは、決して他のアジア諸国に負けないはずなのになぜでしょうか? 日本語が最も英語から遠い言語だとか、色々な説がありますが、「私も話せないし、あなたも話せない」という、英語力がなくても生きて行ける、ぬるま湯のような環境が一番の原因なのかもしれません。インターネットをやれば、メキメキ英語力がつく! とインターネットをもてはやす人もいますが、翻訳ソフトを使っていたり、ただ画面を眺めてばかりではダメ。辞書片手に訳すくらいの気合をいれなくていけません。

 語力はおカネで買えるものではなく、特定の教材を使えば「驚くほど身につく」ものでもありません。「学問に王道なし」、地道に鍛えていくしかないのです。
 また、私たちが私生活で英語と接する機会は実に少なく、その中で英語力をつけるということは、「英語と闘う」ことなのです。Fighting against English 英語と闘うぺぇじは、その英語と闘っている初心者から上級者までの熱い息吹が伝わってくるようなサイトです。作者も含めてみんな試行錯誤しながら、英語を身につけていくんだなという共感と勇気がわいてきました。実は私も、3ヶ月程前から「英語と闘う」べく教材(家出のドリッピーとCNN English Express)を買い揃え、毎日ウォークマンでヒアリングしたり、リーディング、シャドゥイングしているので、作者の方や訪問者の書き込みはとても参考になりました。

 初からいきなり、ハードなページを紹介してしまいました。地道に学習するといってもこの多忙な時代、できるなら無駄な努力は避けたいですね。野口悠紀雄Onlineの「戦略的超勉強法」を英語の学習に取り入れる方法があります。このページを読んでいて、驚いたことに私も資格試験などで、この学習法をしていたことに気付きました。
 これは、ピラミッドのように基礎から1つ1つ積み上げるのではなく、ジグソーパズルのように学習していくのです。英語も、最初はとにかく興味の持てるテキストを暗唱できるぐらい丸覚えします。ボキャブラリーを増やすのです。そしてある時違う英文の中で、以前暗唱して覚えたボキャブラリーやイデオムに出会った時、それがジグソーパズルで先に置いたピースのような役割を果たしてくれます。更に学習すれば、分かる部分(ピース)もどんどん増え、読めるスピードもアップし、面白くなってもっと学習するという訳です。

 習方針が決まったら、いよいよ英語の海に飛び込みます。もしあなたが、中学校の英語すら忘れちまった!という場合は、心臓麻痺を起こさないために簡単な英文法の本にさっと目を通しておいた方が良いかもしれません。そして子供のように、童話のような、短くて簡単なストーリーからチャレンジしましょう。むかしむかし…は、懐かしい日本の童話を英語やフランス語、ドイツ語など各国の言語で紹介しているサイトです。例えば、かさじぞう→The six Jizos and braided hats、 かちかち山→cracking Mountain というように英訳されていて、もちろん日本語文と対訳で比較しながら表示することもできます。これらの童話は、皆さん日本語文がなくても理解できるでしょうからお勧めです。
 本格的にネイティブな英語の童話の世界に浸りたいという方は、Alice's Adventures in Wonderlandは、是非一度訪れて欲しいページ。原作の絵もあり、本物のアリスを堪能できます。私も現在の英語力ではとても全て訳せませんが、大好きな童話なので、いつか全て読み通せたらな!と思っています。
 バージニア州ピッツバーグ大学の小倉百人一首の英語版も、日本人でも英訳が難しいと思うような古典文学の世界を、英語で見事に表現しています。私のサイトにも、細川ガラシャや与謝野明子の詩があり、どう英訳してよいかお手上げだったのですが、Ogura Hyakunin Isshuで勉強させて頂こうと思います。

 ンターネットの世界では、英文メールを出さなくてはならない場合もあるでしょう。そういった時に役に立つのが文例集ですね。英語でE-MAILしようでは、日本人が気にする、書き出しから締めくくりまで、ケースバイケースで紹介しています。これなら、本文だけ自分で考えて、後は書式をコピーすればOK。でも慣れてくれば、自分なりの形で送信するのがベターだと思います。ヒアリングを鍛えるなら、CNN Audioselectで、生きのいいニュース英語を聴くことができます。かなり速いけれど(音質が悪くて聞き取りにくいこともある)、速度に慣れれば、既知の単語は理解可能です。

 語を飽きずに会得するためには、明確な目標を設定することです。私の場合は、一年以内にTOEIC(トーイック)で500点前後を取得すること。英険2級と言いたいところですが、それはちょっと私の現在の英語力では到底無理。だから到達可能な範囲を目標にしました。
 でも本当の最終目標は、John F. Kennedy Library and Museumにある、ジョン・F・ケネディのInaugural Address 就任演説を全て理解できて、暗唱できることです。演説のスピードは思ったほど速くなく、発音も明確で、英文を参照しながら充分目で追うことができます。スピーチは Real player で聴けます。かなり長いですが、最後にある、
“Ask not what your country can do for you ― ask what you can do for your country.”(国が諸君のために何をするかではなく、諸君が国のために何をなしうるかを問いたまえ)
は是非みなさんも聴いて下さい。日本の首相の所信表明演説が、これと比較して、実に虚しく感じるでしょう。ケネディのオーラを、ネットを通じてゲットしましょう!
 そして、世界に向かって、あなたのメッセージを英語で発信してみましょう。


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