[Web Travelers]
[写真] 山田まち子
 今回はオーロラがテーマだったので、宇宙物理学などの専門用語の英訳が多くてちょっと苦労しました。なにしろまだまだ英語は初級者レベルなので、最後のほうの論文の英訳が下手くそかもしれません、ごめんなさい!でも、NASAのサイトを、辞書片手に「解読」を試みるようになっただけでも進歩かも?


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オーロラの音

 てつく夜空に美しくも怪しく乱舞する幻想的な光景。その圧倒的な迫力と変幻極まりない色彩の変化に、古代人は凶兆の前触れと恐れ、ある者は言葉を失い、ある人は「神の仕業でなくて誰ができようか!」と叫んだといいます。 極光(Northern Lights or Southern Lights)、またはオーロラ(Aurora)と呼ばれるこの魅惑的な自然現象について今回はリサーチしました。

 ず日本から紹介しますと、稚内電波観測所低緯度オーロラの観測では、国内では31年ぶりに観測された、平成元年10月21日の低緯度オーロラの画像を見ることができます。真っ赤な夕焼けみたいですね!

 ーロラ入門編として大変よく編集されているのがアサヒビール自然科学教室。オーロラにまつわる伝説や、極地の探検家達が感動したオーロラについて、貴重な資料と厳選されたオーロラの画像を交えて紹介しています。また、オーロラが発生するメカニズムなども、図解入りで簡潔に説明されているのが好感を持てました。それにしても、オーロラの電気の源が100万メガワット以上もあるなんて、私は思わず「この電力を何かに利用できない?」なんて素人考えをしてしまいました。

 極でもオーロラ(Southern Lights)を観ることができます。南極観測のホームページの南極の自然の中にあるオーロラでは、南極のオーロラの画像と、大洋風と磁気圏などについての解説(アサヒビール自然科学教室より分かりやすい図解)があります。そのほかに、観測隊の記録のページでも、特に素晴らしいオーロラを見た隊員の記録などがあり、その幻想的な光景に「はっきり言って、語る言葉が見つかりません」という感想が印象的でした。

 ーロラ研究で世界的に有名なアラスカ大学フェアバンクス校の地球物理学研究所のThe Aurora。このアラスカ州のフェアバンクスは、頭上に北極星が位置して、オーロラも同様に見られるという絶好の観測ポイントなのだそうです。サイトのほうもさすがと唸らせられる内容で、画像はもとよりオーロラの動画や文献資料、オーロラ予報など多くのオーロラ情報があり、先に紹介したアサヒビール自然科学教室ともリンクしています(資料はこの大学からの提供だそうです)。日本でこれだけ充実した情報を集めている大学サイトってあるかしら?

 もここで感心していてはいけません、ディープなオーロラ情報がまだまだありました。ミシガン工科大学のThe Aurora PageShots from Alaskaでは、このフェアバンクスの高画質のオーロラ画像を沢山鑑賞できます。パソコンの背景画像にしたいぐらいの幻想的な写真です。
そしてAuroral Sounds?、オーロラの音という意味ですが、果たして本当にオーロラに音があるのでしょうか?そこでNASAのThe Sun-Earth Connection Education ForumEarth General Interest Resourceを訪れてみました。
Auroral Sounds これがどうもそのようです。「人間は本当にオーロラを聞くことが出来るのか?」うーむ、挑戦的な書き出しだ、ここが怪しいぞ!
Legends and Theories によると、なぜオーロラの音がするのか?まだ正確には判明していないようですが最も認められている説の要約を箇条書きで説明します。

 1)耳鳴り説
この説はオーロラを見た事はあるが音は聴いた事がない人々に支持されている。
しかしこの説の問題は、耳鳴りの音とオーロラの音の特性は違う点と、なぜ同様の音が他の自然現象で観測されないかという説明がされていない点で適切でない。
 2)電磁波が音波に変換された説
オーロラと共に観測される可聴周波の電磁波は、その観測者の近くにある適切な物の助けを借りて、部分的にそのエネルギーを音波に伝えることができるというもの。
 3)直接の可聴音の伝導説
 4)ブラシ放電説

そして、A New Theory の最新説によると、

 5)火の玉から生じる乱れたプラズマが電磁波を地球電離層の空洞共振器内で生じる許容モードは、スペクトルのキロヘルツ帯に展開している。ファイヤーボールの場合、月よりも明るく輝き、メガワットの電磁エネルギーが作られ、電気的ベクトルは解けた髪や凍った松葉のような適切な対象に音響振動を引き起こすに十分なほど強い。その結果生じる音はすぐ近くにいる者にシュッシュッ、ヒューヒュー、またはパシッと聞こえるのだ、という説。

 あ学者さんの説はともあれ、A Gallery of SoundsEven More Soundsで、オーロラの音を楽しんでください。もしかしたら将来、音楽家がオーロラ音楽を作曲するかもしれませんね!


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