[Web Travelers]
[写真] 山田まち子
英語のヒアリングの練習にと始めたイングリッシュ・アドベンチャーの「家出のドリッピー」もはや1年、最終号が届きました。どのくらい進歩があったかというと、eBayでオークションに出品したり、E-mailで商談ができるようになったこと。毎日のように郵便で荷物を発送するので、「今日はAIRですかSALですか?」って、窓口のお姉さんに先に聞かれるようになりました。外貨獲得のため、今日もがんばろっと!


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偉大なる森の生命と破壊

 5月といえば若葉萌える季節。日本地図を見ても分かるように、私たちの住む日本列島の3分の2を森林が占めています。特にわが東北地方は、北海道に次いで原生林が残されている地域であるため、新緑の季節の山々の緑を中心にピンクや白のパステルカラーで描いたような美しさには、毎年のことながら胸を踊らされます。

 類コレクターとしては、かたつむり採集の季節到来!…なのですが、実は私はかたつむりにはまったくバカにされていて、どこの庭にもいる(ガーデニングの敵?)ウスカワマイマイやオナジマイマイ以外は、今飼育しているヒダリマキマイマイが唯一、東北に嫁に来て見つけたかたつむりなのです。しかし、世界の特にTropical rain forest(熱帯原生林)では、ライムグリーンやレモンイエロー、オレンジやブルーのストライプ柄など、鮮やかな色彩や模様、そして美しい形を持った、多くの種類のかたつむりが生息しています。もちろん他の動植物も同様です。
新潟県立植物園の熱帯植物ドームには、園内の紹介と、エリアごとの植物の画像と簡単な学術データが紹介されていて、ちょっとした植物園のバーチャルウォッチングができます。
日本の植物園サイトで、実はここまでWebで踏み込んで紹介されている所は少なく、植物園サイトのお手本サイトとしてもお勧めします。

 物だって多数生息しています。ズーラシア(横浜市立よこはま動物園)では、アジアやアマゾンのジャングルや亜寒帯の森などに生息する動物を、できるだけ自然環境に近い状態で飼育しているそうで、そのバーチャルツァーもWeb上で体験できるようになっています。こちらも動物の画像やデータを参照することもできます。ゴールデンウィークで行き損なったという方も、バーチャルツアーされてみてはいかが?

 界で最も種類が多い生き物はなんといっても昆虫。熱帯雨林に生息する多種多様な昆虫の美しい写真をみせてくれるのが、写真家、海野和男のデジタル昆虫記 熱帯雨林。ランの花に潜んで獲物を狙うので有名なハナカマキリなどは、妖艶なランの花と一体化していて、どれがカマキリの体なのか見分けるのが困難でした。またオーストラリアのゴウシュウキンイロコガネは、これぞコガネムシ!とばかりの輝く純金色でした。うーん、ブローチにしたいっ…!

 かし、一見豊かに見える世界の森林も、皆さんご存じのように環境破壊が進み、その保護が叫ばれています。前述のオーストラリアでも事情は同じようで、熱帯林行動ネットワーク(JATAN)の2000年1月11日の会報バックナンバーの野聖と破壊のクロスする場所では、タスマニア在住の木村理真さんによる現地の原生林の伐採の惨状が報告されています。女性ならではの豊かな感性で描写された原生林の姿と、一方でレイプするがごとく原生林を伐採し野焼きする人間の姿を、意外にも冷静な視点で描写されていることが、かえって私たち読者の心がえぐられるような気持ちでした。
森林と環境のページ見逃せなくなってくるロシア極東タイガ破壊の現状を見ると、森林破壊は熱帯だけでなく北方でも急速に進んでいること、そして極東から伐採された木材の輸出先は日本が約8割を占めているといいます。
「バージンパルプ100%」のティッシュやトイレットペーパーを、我が家でも数年前まで使っていました。でも今は生協の古紙使用のものに全て替えました。でも全然 no problem 、なんであんなに高いものを買っていたんでしょう?きっとCMに踊らされていたんでしょうね。すぐゴミになるものに高価なものを使うなんて愚かでした。

 後に、かつては酸性雨の降る森として無残な姿をさらしていた、ドイツの黒い森、シュヴァルツヴァルトのトトモースのライブカメラをご紹介します。シュヴァルツヴァルトは、あのグリム兄弟の『ヘンゼルとグレーテル』が両親によって捨てられた森のモデルで、人々は古くからこの森に対して深い畏敬の念を抱いてきました。
そしてドイツの人々は今、再びこの美しい森に対して感謝の心と誇りを抱いていることを、自然と調和した町の映像からもひしひしと感じ取れます。
私たちの国も、いつかこの国のようになれるのでしょうか?



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